株式の価格は「買いたい人」が多いと値が上がり、逆に「売りたい人」が多いと値は下がります。
株式市場に新規参入する新規上場企業にはさまざまな投資家達の注目が集まります。(新入生や新人社員が入って来たら皆さんも興味魅かれ注目しますよね)
株式市場では「注目=資金流入」と考えても過言ではないでしょう。(いわゆる「買いたい人」と「売りたい人」が増えるという事です)
特に会社の業績が良い企業や将来性のある企業の株は誰もが欲しくなりますよね。
新規上場企業にはそういった将来(未来)の期待を含めて人気があり、投資家達は新規上場企業の株、いわゆる「IPO株(新規公開株)」を欲しがるのです。
結果「買いたい人」が増え価格が上昇すという訳です。
特に東証マザーズ、ヘラクレス、ジャスダックといった新興市場に上場する企業の将来は未知数ですので、東証や大証に上場する企業よりも人気が上がる傾向があります。
それでは具体的に新規上場企業のデータをご覧頂きましょう。
【2006年度 全株式市場新規上場企業数の初値割合】
 ●2006年新規上場企業数  188
 ●初値が公募価格以上   159
 ●初値が公募価格同値   9
 ●初値が公募価格以下   20
実に初値が公募価格以上で値を付けた数は159社で勝率にすると84.5%です!
ついでに少し面白いデータもご覧下さい。
【2006年度 公募価格合計と初値価格合計】
 ●公募価格合計金額    65,692,000
 ●初値価格合計金額    112,021,100
 ●差益(初値価格-公募価格)   46,329,100
もし全て購入できて、全て初値で売却すれば約4,600万円の儲け!
あくまでも全て当選し、購入していればの話ですが・・・
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