先日、読者様よりPO(公募増資)の具体的な戦略を
聞かれましたので、あくまでも私のやり方であるという事を
前提に、とりあえず直近のみずほFGを例にご説明させて
頂きたいと思います。
みずほFGの公募価格決定日の終値は190円
POに応募して当選すれば190円のおよそ3%割引の価格で
ある184円現物株が手に入る事になります。
(今回は3%ですが、POはいつも3%とは限りません)
そして公募価格決定日同日に後場の引け成りで空売り
すれば190円の売建玉を保有する事になります。
同じ銘柄の190円の売建玉184円の現物株を保有した場合、
その時点で190円-184円=6円の利益が出ている事となります。
これは現物株保有の証券会社と売建玉保有の証券会社が
違っても6円の利益(手数料などは除く)は変わりません

ですので当選株数さえわかれば、その当選株数分を
その日の引け成りで空売りすれば1,000株なら6,000円、
10,000株なら60,000円の利益ですね。
ただし、手数料や貸し株金利、逆日歩は別途必要です。
しかし私の場合あくまでもPOはネット抽選です。
当選株数なんてわかるはずもありません。
しかし店頭取引をされている方は証券会社の担当者から
ある程度の予測配分株数が聞けるそうです。
ですので、基本的にPO投資(?)と言うのかどうかは
わかりませんが、この投資法は店頭取引者(お金持ち?)
メインの投資法であり、多くのPO配分を受け取れる方が
有利なとてもローリスクな投資法です。
そして先程「手数料や貸し株金利、逆日歩は別途必要」
記載しましたが、貸し株金利はどうしようもないですが、
逆日歩や手数料を減らす事は可能です。
松井証券やカブコム証券などの一般(無期限)信用が
利用できれば詳細は割愛しますが、逆日歩を無くす事は
可能です。逆に言えば一般(無期限)信用が使える銘柄
のみ参加するという方法もありですね。
そして手数料はPOでの購入時は手数料はかかりません。
空売り分は残念ながら掛かってしまいますが・・・
そして決済時も取得した現物株を空売りした証券会社に
移管して“現渡し”すれば決済時の手数料も掛かりません。
日数を要しますので貸し株金利は掛かってしまいますが、
おそらく手数料よりは金利の方が小額でしょう。
ただし、証券会社によっては売却手数料より移管手数料の方が
高額な場合がありますので移管手数料は要確認です。
でもこの方法は店頭取引をしていると“感じの悪い客”
思われると思いますので、あまりオススメはできません。
証券会社は“手数料を落として頂ける方”がお客様ですからね。
・・・こんな感じでおわかり頂けましたでしょうか?か○おさん。
そして「タラレバ」ですが、今回のみすほFGは前日の
NY株続伸の影響か、翌日は200円で寄付きましたので、
もしも公募価格決定日翌日に寄り成りで空売りしていれば
200円-184円=16円の利益確定です!
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