今年のIPOの地合は最悪だったのではないでしょうか?
地合が良かったのは私の記憶するところでは6月と10月だけだったように
思います。
昨年と比べてIPOが低迷しているという事実を数値データで調べてみましたので
1年の振返りも含めてご覧下さい。(そんなたいそうなデータではございませんが)
<2007年度>
●新規上場企業社数
121社
●初値が公募価格以上
89社
●初値が公募価格同値
3社
●初値が公募価格以下
29社
●公募価格合計金額
29,901,000円
●初値価格合計金額
41,684,700円
●差益(初値価格-公募価格)
11,783,700円
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【参考】
<2006年度>
●新規上場企業社数
188社
●初値が公募価格以上
159社
●初値が公募価格同値
9社
●初値が公募価格以下
20社
●公募価格合計金額
65,692,000円
●初値価格合計金額
112,021,100円
●差益(初値価格-公募価格)
46,329,100円
昨年は全て公募株を手に入れる事ができ、初値で売却した場合の利益が4,600万程
ありましたが、今年は4分の1程度の1,100万程です。
この結果から考えると個人的に130万程の利益を出せたのは奇跡のように思います。
ジャスダックと大証ヘラクレスの統合にどれ程の期待があるのかは知りませんが
それで新興市場が盛り返すとは正直思えません。
来年のIPO市場はさらに厳しくなりそうな気がします。
来年の個人的なIPO利益目標はとりあえず今年を下回る事だけは避けたいとの思いから
150万を目指したいと思います。
こんな私のブログをご高覧下さった皆様、1年間本当にありがとうございました。
来年こそはさらなるブログの充実を目指し、もっと楽しめるブログへと進化したい
と考えておりますので、引き続き来年もご高覧の程よろしくお願い申し上げます。
それでは皆様どうか良いお年をお送り下さいませ。
今年のIPOの振返り
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