今年のIPO界は本当に厳しい年となりました。
上場数は19社と最悪期と言われていた昨年の49社よりも
さらに最悪な結果となってしまいました。
そして毎年の如く“取らぬ狸の皮算用”的な計算ですが
今年のIPO全てに当選し、その全てを初値で売却した
場合の総利益は・・・
1,919,500円 となります。
しかし驚く事に昨年(2008年)は1,476,900円ですので
今年は上場数こそは激減したものの、公募割れ銘柄数が
少なかったという事が如実に表れていますね。
12月上場の大型IPO3社も含めて考えると少しはIPO界も
回復基調に向かっているという事でしょうか。
それに思えば昨年は公募価格を上回った銘柄よりも下回った
銘柄の方が多かったですからね。
ちなみに2007年度は11,783,700円ですが・・・(汗)
そして今年最も初値売却益が多かったのでは皆さんも
ご存知の通りクックパッドの一撃“960,000円”です。
今年はクックパッド当選者の一人勝ちと言っても過言では
ないでしょう。私も当選者を数人知っていますが、ホント
うらやましいの一言に尽きます。
来年は第一生命を始めとする大型IPO、そして今年噂だけと
なってしまった東京メトロ成田空港、そしてオイシックス
などが現実のものとなってIPOしてほしいところです。
特にオイシックスクックパッドとの比較対象銘柄なので
自然と期待が膨らんでしまいます。
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続々と今年の総括が出て来てますね ⇒ IPO・新規公開株