7月29日(木)国内初IEOとなる「Palette Token(パレット・トークン)」が無事(?)にコインチェック(Coincheck)に上場致しました。国内初のIEOということで注目されていた方も多かったのではないでしょうか。
ちなみにこのIEOとは「Initial Exchange Offering」の略称で簡単にご説明しますと株式IPOの暗号資産(仮想通貨)版と考えて頂ければ良いかと思います。まったく同じというわけではありませんが、おおむね近しいです。
冒頭では無事と申し上げましたが、実際には抽選日となる7月20日(火)に一部の方は当選しているにも関わらず、日本円が全額返金されてしまうというシステム障害が発生しており、その処理に時間を要したため、当初予定していた上場日7月27日(火)が2日遅れの7月29日(木)に延期となっています。
国内初IEOが出だしでいきなりつまづいてしまったため、一時はどうなるのかという不安な声も聞かれましたがフタを開ければ素晴らしい結果となりました。
1口4.05円で1,000口単位での販売となり、販売上限額は9億3,150万円でした。販売開始からわずか6分で販売上限額となる9億3,150万円を達成し、最終的には224億5,540万円まで申し込みが膨れ上がり、抽選倍率は24.11倍となったそうです。
上場日の12:00~14:59までの取引件数は約2.7万件で売買代金は約24.8億円だそうです。今回のコインチェック(Coincheck)のPalette Token(パレット・トークン)の販売手数料は8%だったので、7,452万円の利益ということになるでしょうか。当初8%は高い手数料と思っていましたが、ここまで人気化するとコインチェック(Coincheck)側としては安過ぎたと思っているかもしれませんね。
そしてやはりこのIEOが株式IPOの暗号資産(仮想通貨)版となるとIPO愛好家として一番気になるのは初値です。
株式で言うとIPOの初値は「板寄せ方式」と言われ、売り注文と買い注文のバランスが取れたところで売買が約定されることを一般的に初値と呼ばれます。
しかし今回の暗号資産(仮想通貨)のIEOの初値は「板寄せ方式」ではありませんでした。買いが殺到していたものの売り注文を出せばすぐに約定してしまいます。なかなか買えないけれど、売りモノはいつでも売れる状態ですね。
たまにIPO市場でもありますが、初値形成後にストップ高まで行って買いが大量にある状態でも「特(特買い)」にならない状態です。
なので冒頭画像にある販売価格の11.5倍(正確には11.39倍)というのはあくまでも当日の最高値ということで初値とは違います。強いて初値というなら下記チャートの通り開始12時とほぼ同時に付いた6.075円(1.5倍)でしょうか。
ただしこの6.075円もいわゆる買い気配みたいなもので、売りモノは約定するものの、買いが多かったことから売り板は現れず、およそ5分刻みぐらいかと思いますが、買い値を切り上げて行きました。
管理人が見ていた限りでは板に売りが出始めたのは44.0円ぐらいだったかと思います。売り板が出て以降は売買が活発になり、十数分後には最高値46.1290円まで高騰しています。まさにテンバガーですね。
株式IPOのように「何分で何円上がる」というような気配更新ルールが定かでは無く、特買い(特別買い気配)も無く、おまけに成行注文も出せないため、個人的にはかなりとまどいましたが、コインチェック(Coincheck)での暗号資産(仮想通貨)取引に慣れている方であれば売り板が無いことに気付き、上手に立ち回れたのかもしれませんね。
いずれにしても今回の国内初IEOは大成功と言えるため、発行体もコインチェック(Coincheck)も完全に面目は保たれたでしょう。保たれたというどころではなく、かなりの宣伝効果になったのではないかと思います。
抽選倍率も24.11倍とIPOほどの高倍率ではなく、完全抽選で多少なりとも配分があることから、第二号IEO案件登場への期待値もしっかり上げてくれました。当初期待していた通りしっかり第三のIPOという立ち位置になってくれたかと思います。
まだ第二号IEO案件が発表されていないので、IEO狙いの方は急いで口座を作る必要も無いかと思いますが、余裕があれば練習も含めて利用しておくのもアリかもしれませんね。管理人は普段コインチェック(Coincheck)で取引していないので、正直かなり焦りました^^;
詳細や口座開設はコチラ ⇒ コインチェック(Coincheck)公式サイト
ところでゲッターはPalette Token(パレット・トークン)いくらで売ったんだよ?
って興味は無いと思いますが、恥ずかしくて言えないほど安い価格で売ってしまいましたので、売却価格は内緒にさせて下さい。
当選頂いた20口を2回に分けて売却したものの、2回ともそこそこ低い位置での売却です。中には数百万円の利益が出たという情報も頂いておりますが、残念ながら管理人はそこまで利益を伸ばすことができませんでした><
今回のIEOは国内初ということで多くの方にご紹介させて頂いた上に、上場後にはたくさんのお礼のお言葉も頂きました。本当にありがとうございます。でもそんな紹介者が微益なんてさすがに恥ずかしくて言えません^^;
ただ次回はこの失敗を糧に高値で売り抜けたいと思います。
私は最初狼狽して31円での売却となりましたが、すごく久々に百万円以上の利益が出ました。こちらのLINEで教えていただいたおかげです。ありがとうございました。
おはようございます、山下さん。
利確おめでとうございます。
31円での売却なら十分だと思いますよ。
お役に立てて幸栄です。
山下さん含め多くの方からLINEやメール、そしてコメントでありがたいお言葉をちょうだいしておりますが、当の本人は売却に大失敗しているという不甲斐なさです><
第二号案件は絶対に高値で売り抜けて見せる!と誓いました^^;