<2018年7月23日加筆修正>
松井証券がPTS取引(夜間取引も可能)を2018年3月を開始すると公式
サイトで発表がありました。
PTSへの注文取次ぎ開始について(松井証券公式サイトより)
※上記画像はクリックで拡大します。
PTS取引とはProprietary Trading Systemの略称で投資家が証券取引所
を経由せずに株式などを売買できる「私設取引システム」における取引の
ことを言い、日本で運営されているPTSはチャイエックス・ジャパンが
運営する「チャイエックスPTS」とSBIジャパンネクスト証券が運営する
「ジャパンネクストPTS」の2社のみです。
チャイエックスPTSの取引時間はデイタイムセッション(昼間取引)の
みで8:00~16:00までとなっていますが、今回松井証券が取り次ぐのは
チャイエックスPTSではなくジャパンネクストPTSの方となります。
ジャパンネクストPTSの取引時間はデイタイムセッション(昼間取引)
とナイトタイムセッション(夜間取引)にそれぞれ分かれていますので
松井証券でもPTS取引(夜間取引)が可能ということになります。
<ジャパンネクストPTSの取引時間>
・デイタイムセッション(昼間取引):8:20~16:00
・ナイトタイムセッション(夜間取引):17:00~23:59
ジャパンネクストPTSの取引時間(SBI証券公式サイトより)
※上記画像はクリックで拡大します。
これまでPTS取引(夜間取引)をしようと思えばSBI証券でしか取引でき
ませんでしたが、今年の3月以降は松井証券でもPTS取引(夜間取引)が
可能になります。
昨年末に楽天証券がPTSの取り扱いを発表致しましたが、今現在はデイ
タイムセッションだけとなっており夜間取引であるナイトタイムセッシ
ョンはできません。ただし予定ではナイトタイムセッションも2018年中
にはスタートするとのことです。
ですのでこの松井証券が日本のPTS取引(夜間取引)ができる証券会社
としては2社目となります。
詳細や口座開設はコチラ ⇒ 松井証券公式サイト
個人的にPTS取引(夜間取引)はこれまでIPOセカンダリ参戦の際に
初値で買ってPTS取引(夜間取引)で売却するなどの使い方をしてい
おり、今後もそういった使い方をすると思いますが、まだ非公開のこ
の松井証券のPTS売買手数料がもし安ければSBI証券以外でのPTS取引
(夜間取引)もできるため、選択肢が増えることになります。
それと全然話は変わりますが、先日コインチェック問題の記事を書い
た際に記事内でご紹介させて頂いたLedger Nano S(レジャー ナノS)
というハードウェアウォレットがフランスの公式サイトは記事を書い
た時点ですでに売り切れとなっていましたが、日本の正規販売店だっ
たEarthShip社は残っていたためご紹介させて頂きましたが、そちら
も売り切れとなってしまったようです。現在は予約販売という形にな
っており、商品の納期は2月下旬のようです。
管理人も購入できたので早めに動かれた方は良かったですね^^
先ほどとりあえず初期設定を完了させました。
<追記>
松井証券が2018年3月19日(月)より株式のPTS取引(夜間取引)の取扱い
を開始する。と公式サイトで発表がありました。