株式投資型クラウドファンディングIPO投資と似て非なりということで、ひと昔前はIPO愛好家の間でも話題になっていました。管理人も2018年からいくつかの案件に投資しており、少ない中でも良い悪い含めイグジットも5社経験しています。

そこで今回はこれまで管理人が株式投資型クラウドファンディングに投資してきた案件を一覧でご紹介させて頂こうと思います。よほど何かしらの事情が無い限り、過去に当ブログでご紹介させて頂いた案件には必ず自分も投資しています。

株式投資型クラウドファンディングとは何かをご説明させて頂きたいところですが、そこから始めると当記事の趣旨とかけ離れてしまいますので、詳細は割愛させて頂きますが、日本証券業協会の説明では「非上場株式の発行により、インターネットを通じて多くの人から少額ずつ資金を集める仕組み」と説明されています。

株式投資型クラウドファンディングとは(ユニコーン)

株式投資型クラウドファンディング投資案件一覧

投資年月会社名投資額ECF企業結果
2018年4月㈱ビズリンク100,000円ファンディーノ
2018年5月㈱nommoc125,000円ファンディーノ譲渡
2018年7月TAAS㈱100,000円ファンディーノ破産
2018年8月ユニボット㈱90,000円ファンディーノ破産
2020年1月㈱グッドラックスリー100,000円ファンディーノ
2020年5月ストレイムアートアンドカルチャー㈱100,000円ファンディーノ
2020年8月ヴァズ㈱100,000円ユニコーン
2020年10月㈱ディビイ100,000円ユニコーン
2021年2月CMA㈱96,000円ユニコーン譲渡
2021年3月㈱Medical AI LAB120,000円ユニコーン
2021年4月㈱ブレイブ ・クロス・テック100,000円ユニコーン
2021年5月㈱OsidOri90,000円ファンディーノ
2021年7月㈱トータルブレインケア180,000円ユニコーン
2021年7月㈱GRIP100,000円ユニコーン破産
2021年12月㈱ディビイ100,000円ユニコーン
2022年3月㈱トータルブレインケア100,000円ユニコーン
2022年10月㈱ディビイ160,000円ユニコーン
2023年7月㈱アドレス100,000円イークラウド
合計1,961,000円

2018年4月から株式投資型クラウドファンディングを始め、これまで15社に合計1,961,000円を投資してきました。およそ7年間の間、IPO(新規上場)M&Aによるイグジットは残念ながら一度も経験できていませんが、それ以外の形では5社でイグジットを経験しています。

そしてこのイグジットを年表通りに確認すると、1社目は2020年2月にユニボット株式会社が債務超過により事業継承を断念し破産。投資していた90,000円は紙切れとなり、最悪の形でイグジットの幕開けとなりました。

2社目は2020年3月に株式会社nommoc譲渡(相対取引)によってイグジット。125,000円の投資が1.5倍187,500円で買い取られ+62,500円の利益となりました。個人的には初めての「良いイグジット」だったので嬉しかったですね。もちろん相対取引なので譲渡しないという選択肢もありましたが目先の利益を優先して売却しています。

3社目は2022年2月にTAAS株式会社が解散(倒産)、投資していた100,000円は全額損失。続く4社目は2024年7月に株式会社GRIPが破産し、こちらも100,000円が紙切れとなりました。

5社目は2025年4月にCMA株式会社が提携先との事業統合に伴う株式買取でイグジット。しかしこちらは投資価格と同額での買取となり利益はゼロ。約4年間の投資でリターンゼロという銀行預金よりも資金効率の悪い結果となりました。

結局、イグジットでの戦績は5戦1勝3敗1引き分けで負け越し、利益+62,500円に対して損失は-290,000円となるため、-227,500円の確定損失です。あくまでも株式投資型クラウドファンディングは投資なのでリスクがあるのは承知していましたが、ここまで効率が悪いのは正直驚きです。

日本で株式投資型クラウドファンディングが本格的にスタートしたのは2017年頃。そろそろIPO(新規上場)が出てきてもおかしくない時期だと思うのですが、最近は上場のウワサさえもほとんど聞こえてきません。先日の記事でも触れました「グロース市場の上場維持基準引き上げ」などを考えると、今後もしばらく厳しい状況が続きそうな気がしています><

詳細や口座開設はコチラ ⇒ ファンディーノ公式サイト
FUNDINNO(ファンディーノ)

詳細や口座開設はコチラ ⇒ ユニコーン公式サイト
ユニコーン

詳細や口座開設はコチラ ⇒ イークラウド公式サイト
イークラウド