先日メルカリ(4385)のIPO新規上場承認発表がありました。
昨日も2社IPO新規上場承認発表があり、いよいよ2018年IPO後半戦
が本格始動となりましたが、IPO界では「メルカリIPO祭り」となって
おりメルカリの話題で持ち切りとなっています。
⇒ メルカリ(4385)IPO新規上場承認(過去記事)

現在IPO申し込み期間真っ只中のラクスル(4384)は?と言った感じ
さえも見受けられます^^;

そしてこのメルカリ(4385)のIPO株数は公募株が18,159,500株、売り
出し株は22,554,800株で合わせて40,714,300株あります。
枚数にすると407,143枚となりIPOとしてはかなり多い部類に入ります。

しかしながらこの中から国内募集と海外募集に分けるようなので国内で
メルカリ(4385)のIPO株配分数は必然的に少なくなります。

現時点での内訳は国内募集が18,936,900株、海外募集が21,777,400株
予定となっています。最終的な内訳は公募価格決定日である6月11日(月)
に決定する予定となっているようです。

ですので現時点でのメルカリ(4385)の国内募集枚数は実質的にIPO総
株数の半分以下のおよそ46%となる189,369枚しかありません。

メルカリ(4385)IPO株数

189,369枚しかと言う表現が正しいのか189,369枚と言う表現が正しい
のかは個人個人の捉え方となりますが、個人的に管理人は前者のしか
方で考えています。

もちろん通常のIPOであれば多い数字なのですが、メルカリ(4385)の
知名度や人気ぶりなどを含めた「お祭りIPO」という点て考えるとIPO
当選はそこそこ困難になるのではないかと思われます。

その理由としては過去(2016年7月)に今回のメルカリ(4385)と同じ
ようにお祭り的なIPOとなったLINE(3938)が国内募集分で149,500枚
あったにも関わらず、IPO当選報告は意外にも少なく管理人自身も全力
で申し込んだ結果、わずか2枚しか当選することができませんでした。

しかも当時のLINE(3938)の大手初値予想会社の初値予想はD級評価
と厳しい評価で上場前は英国のEU(欧州連合)離脱問題などがあり各
金融市場が不安定な状態となっていました。

金融市場は不安定、評価はD級評価で149,500枚もあれば5枚ぐらいの
当選は来るのではないかとも思っていましたし、5枚も来てもし公募割
れでもしたらなどと無駄な妄想をしていたことも覚えています^^;
それでも管理人のLINE(3938)の当選IPO株数はわずか2枚でした。

ちなみにLINE(3938)の上記の不安定な相場や初値予想D級評価であ
ったにも関わらず公募価格3,300円に対して付いた初値はおよそ1.5倍
となる4,900円での着地となりました。一撃160,000円の利益です。

単純かもしれませんがこういった過去の背景を振り返ってみると今回
メルカリ(4385)のIPO地合いはHEROZショック的なものはあった
ものの今のところLINE(3938)の上場時よりは良い状態と言えそう
なのでLINE(3938)よりも今回のこのメルカリ(4385)のIPO株の
入手は困難になるのではないかと個人的には予想しています。

メルカリ2018年TVCM メルカリ裁判 ママ節約篇 TV放映ver.

※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

となるとこのメルカリ(4385)のIPO株をGETするためにすることは
ただ一つ、多くの証券会社から申し込み少しでも当選確率を上げる
とということに尽きます。これはもう毎回申し上げていることです。

幸いにもメルカリ(4385)のIPO申し込み期間は6月4日~6月8日
まだ十分時間があります。さすがに二週間あればよほどのことが無い
限り口座開設は間に合うかと思われます。

ちなみに今回のこのメルカリ(4385)のIPO引き受け幹事団は以下の
通りとなっています。IPO裏幹事(委託幹事)も出て来ています。

<IPO主幹事証券会社>
大和証券
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券

<IPO引受幹事証券会社>
SMBC日興証券
・みずほ証券
・野村證券
マネックス証券
SBI証券
岩井コスモ証券
・極東証券
auカブコム証券(委託幹事)

IPO主幹事である大和証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券
もちろんのことIPO裏幹事(委託幹事)であるauカブコム証券
も期待したいところです。

個人的には当初の予定通りこのメルカリ(4385)のIPO参加スタンス
は余程のことが無い限り今のところ全力申し込みで変更はありません。
最低でも1枚は当選してお祭り参加と行きたいところです。

IPO証券会社各幹事のメルカリ(4385)のIPO引き受け配分数予測を
追記しています。
メルカリ(4385)IPO新規上場承認