<2019年6月7日加筆修正>
基本的にIPOを申し込む際にはそのIPO金額相当分の前受け金を証券会社
に預けておかないといけないというのが一般的なルールとなっていますが、
中にはIPO申し込み時の前受け金が不要の証券会社もあります。
今回はそんなIPO愛好家にとってありがたいIPO申し込み時に前受け金が
不要の証券会社を7社、簡単な特徴などを含めてご紹介させて頂きたいと
思います。個人的な勝手な主観もありますがご了承下さい。
野村證券(野村ホームトレード及び野村ネット&コール)
・引き受けIPO株数の10%を完全抽選
・年間を通してIPO主幹事を務めることが多い
・口座数が圧倒的に多いためライバルが多く当選はそこそこ困難
・野村ホームトレードと野村ネット&コールの同時IPO申し込み不可
ライブスター証券
・引き受けIPO株数の100%を完全平等抽選
・2017年からIPO界に参入、同時にIPO申し込み時の前受け金不要を発表
・口座数が少ないため、ライバルが少なく引き受け幹事となった場合は
チャンスあり。現に管理人は当選しませんでしたが、2018年は延期には
なったもののレオス・キャピタルワークス(7330)のIPO当選者を多く
お見掛けしました。まだまだ穴場だということでしょうね。
岡三オンライン証券
・引き受けIPO株数の100%を完全平等抽選
・2015年9月からIPO申し込み時の前受け金不要制度スタート
・IPO裏幹事(委託幹事)のため引き受け株数が少ない
・まだ口座数が少ないため引き受け幹事となった場合はチャンスかも
松井証券
・引き受けIPO株数の70%を完全平等抽選
・2018年9月からIPO申し込み時の前受け金不要制度スタート
⇒ 松井証券のIPO(新規上場)申し込みルールが大幅変更
むさし証券
・引き受けIPO株数の100%を完全平等抽選
・2017年6月からIPO申し込み時の前受け金不要制度スタート
・まだ口座数が少ないため引き受け幹事となった場合はチャンスかも
いちよし証券
・引き受けIPO株数の10%を完全抽選
・これまでIPO申し込みは電話のみだったがインターネットからの申
し込みも可能になった。
エイチ・エス証券
・引き受けIPO株数の10%を完全抽選
・2017年7月からIPO申し込み時の前受け金不要制度スタート
・ポイント制度もあり
私のように資金力の少ない方でIPO投資を行っている方やこれから
IPO投資を始めようとお考えの方でまだ上記証券会社の口座をお持ち
でない方は是非この機会に口座開設をご検討されてみてはいかがで
しょうか。
もちろん上記証券会社はすべて当選した際の購入申し込み時はIPO
公募価格相当の資金が必要ですのでお忘れなく。
ちなみに上記証券会社はすべて口座開設費や口座管理料などの維持費
などの経費は一切不要ですのでご安心下さい。
野村證券以外は主幹事になることがなく、平幹事や裏幹事(委託幹事)
となるためIPO引き受け株数も少なく、その分IPO当選確率も低くな
ってしまいますが、完全無料で参加できる宝くじと割り切れば作業も
楽になると思いますよ。参加しないと当たることもありませんからね。