LINE証券が登場(2019年8月サービス開始)して間もなく半年が経過しようとしています。そこで今回はこのLINE証券にスポットを当て、ユーザーの評判メリットデメリットなどをご紹介させて頂きたいと思います。もちろん気になるIPOの取り扱いについても調べてみました。

LINE証券

LINE証券とは

今やLINEの国内月間アクティブユーザーは8,200万人以上と言われ、実に日本の人口のおよそ64%以上で利用されており、今の日本人の日常生活には欠かすことのできないと言っても過言ではないソーシャル・ネットワーキング・サービスSNS)の一つにまで成長しています。

2016年7月には東京証券取引所一部市場へのIPO新規上場)を果たし、公募価格3,300円に対して付いた初値は4,900円とおよそ1.5倍となりました。もちろん管理人もこのLINE(3938)のIPO新規上場)申し込みは全力で参加しており、その結果200株当選することができ、初値売りで320,000円もの利益をもたらして頂けたことからも感謝しています。

そんなLINE上で展開する証券サービスがこのLINE証券で、運営会社はLINE証券株式会社。LINE証券野村證券の親会社となる「野村ホールディングス(持株比率49%)」とLINEの子会社となる「LINE Financial(持株比率51%)」が共同で開発したスマホ投資サービスとなります。

LINE証券

LINE証券のメリット1(口座開設が簡単)

LINE証券LINEとの接点が非常に多いため、LINEユーザーであれば簡単お手軽、最短3分で口座開設申し込みをすることが可能な上、かんたん本人確認を利用すれば面倒な書類のやり取りは不要、最短翌営業日から取引が可能でスマホ一つで1株数百円からすぐに投資することができます。

LINE証券のメリット2(取引コストが業界最低水準)

気になるLINE証券のコストはまず口座開設費は無料、口座維持費についても無料、そして取引手数料についても無料となっております。すべて無料で取引できると思われたかもしれませんが、このLINE証券の取引手数料体系はスプレッド方式となっているため、取引手数料自体は無料ですが、スプレッドというコストが掛かります。

ちなみにこのLINE証券のスプレッドは日中取引と夜間取引では差があり、日中取引であれば0.05%で夜間取引であれば0.5%となります。ちなみにこの日中取引の0.05%という数字は業界最低水準となります。

LINE証券取引コスト

日中取引時間:9:00~11:20、11:30~12:20、12:30~14:50
夜間取引時間:17:00~21:00

LINE証券のメリット3(LINE Pay利用で入出金手数料無料)

LINE証券LINE Payからの入出金に対応しており、手数料無料で入出金が可能です。LINE Payに登録している銀行口座からの入金でも、デビット支払いより手続きすれば入金手数料は無料となります。

ただし、ユーザーごとに振り分けられたLINE証券入金専用口座への振り込みは振り込み元の金融機関で定められた手数料が掛かります。ご登録の出金口座(銀行口座など)への引き出しの場合も出金手数料として220円(税込み)が掛かります。

さらにLINEポイントをLINE Pay残高に換金して入金し、そのまま投資することも可能です。LINEポイント1ポイントが1円相当となります。まさに最近よく見掛けるポイント投資と呼ばれる投資ですね。

LINE証券LINEポイント投資

LINE証券のメリット4(強固なセキュリティ)

LINE証券はLINEのパスワードとは別で専用の取引暗証番号の登録が必須となっているため、スマホを落としてしまっても取引暗証番号が必要となるため、第三者に開かれたとしても出金はできません。

ユーザーから預かる有価証券や預り金は法令に基づき「分別管理」を行っているため、万が一LINE証券が破綻してもユーザーの資産は返還されます。さらに万が一の分別金不足にも備え「日本投資者保護基金」にも加入しているため、一人当たり1,000万円を上限に補償されます。

LINE証券安心安全への取り組み

LINE証券メリット

LINE証券のデメリット

もちろんどんな会社でもメリットがあればデメリットもあります。ただデメリットになるかどうかの判断は個人の捉え方で変わってくるかと思いますので、このLINE証券のデメリットは管理人の個人的な主観であることをご了承下さい。

投資初心者の方でも比較的気軽に投資を始めることができるようにするためか、取り扱い商品が少なく、今のところ国内株式に関しては300銘柄、国内ETF(上場投資信託)に関しては15銘柄、投資信託については28銘柄しかありません。

信用取引も不可でNISA(少額投資非課税制度)口座制度もありません。特定口座の開設は可能です。

ご紹介させて頂いているからと言って贔屓目に見ているわけではありませんが、デメリットとしてはこのぐらいでしょうか。

そして肝心のIPO新規公開株)の取り扱いですが、残念ながら今のところ取り扱いはありません。ただし、これまでここ数年で新規参入してきた(DMM株PayPay証券ネオモバ)なども稼働当初はIPOの取り扱いはありませんでしたが、今となっては3社ともにIPOの取り扱いを始めていることから、将来的にはこのLINE証券でもIPOの取り扱いはあると見て良いのではないかと思っています。

仮にもしIPO新規公開株)の取り扱いがあった場合は冒頭の通り、野村證券の親会社となる「野村ホールディングス」が持株会社となり、開発にも携わっていることから野村證券IPO主幹事案件などの場合は期待できそうです。

LINE証券の評判(良い評判と悪い評判)

さすがにLINE証券も稼働からおよそ半年も経過すれば、良い評判や悪い評判など様々なユーザーの声も出て来ています。

・口座開設がとても簡単。
・LINE上で取引ができるので使い勝手が良い。
・1株からなので少額かつ簡単に投資家になれる。
・初心者向けではあるが上級者向けではない。
・年配者よりも若者向けの証券会社である。
・大勝ちはできない代わりに大負けもない。
・ポイントで株を買えるのは無駄がなくて便利。
・手数料無料だがスプレッド形式という点が不透明。
・夜間取引が21時までと中途半端。
・配当金がもらえるのが嬉しい。

これらはネット上にあるごく一部の評判ですが、他にも多くの反応があったことから、今後のLINE証券スマホ投資サービスの注目度や期待度は高そうです。

LINE証券

LINE証券の口座開設キャンペーン(現在は終了)

以下のキャンペーンは2020年1月31日(金)をもって終了となっております。

さらに今なら口座開設キャンペーンとして2020年1月6日(月)から1月31日(金)まで最高3株分の購入代金がもらえる「初株チャンスキャンペーン」を開催しています。

LINE証券の口座開設後に簡単なクイズ2問に答えるだけで、1問正解で2株、2問とも正解すれば3株分の購入代金がプレゼントされます。3株分の購入代金は対象の株の購入に利用することができます。例えば株価700円の銘柄を購入した場合は3株分の購入代金として2,100円がもらえます。

LINE証券3株分の購入代金例

他にも口座開設後に友だちに招待リンクを送るだけでLINEポイント10ポイントがもらえたり、招待した人数が多い上位200名には現金1万円がもらえるなどのキャンペーンも同時開催していますので、まだLINE証券に口座をお持ちでない方は是非このお得な機会に口座開設されてみてはいかがでしょうか。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ LINE証券公式サイト
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