株式会社トータルブレインケアがユニコーン(Unicorn)社の第26号案件として登場しました。脳の認知機能を見える化し、全ての人々に次世代型パーソナルケアを創造する「CogEvo(コグエボ)」という産官学連携で共同開発したクラウドサービスを提供している企業となり、これまた人気化しそうな案件です。業界ではそこそこ有名な企業らしく、もしかするとご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
この第26号案件「株式会社トータルブレインケア」のひとつ前に第25号案件「株式会社インシュアラボ」という案件があり、人気のDX(デジタルトランスフォーメーション)関連で、明後日7月16日(金)から募集開始のようですが、個人的にはパスするので記事は書いておりません。
ちなみに第25号案件「株式会社インシュアラボ」をパスした理由は主力商材が「ジモホ」という保険アプリのようですが、募集画面を見るとこの「ジモホ」は7月中旬リリース予定となっており、現時点ではまだ稼働すらしていない状況です。
稼働していない状態で何を根拠に事業計画を立てているのかわかりませんが、例えるなら店も開いていないのに営業しているようなもので、失礼ながらどうもきな臭く感じてしまい、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連とはいえ投資する気になれなかったという単純な理由です。
と言うことで今回のこの第26号案件「株式会社トータルブレインケア」は上記第25号案件「株式会社インシュアラボ」と違い、個人的には十分投資に値すると感じたため記事にてご紹介させて頂いております。
株式会社トータルブレインケアの事業内容
株式会社トータルブレインケアの事業内容は脳の「認知機能の見える化」のため、産官学(企業と政府や地方公共団体と大学等)連携で共同開発したクラウドシステム「CogEvo(コグエボ)」の提供となります。
「CogEvo(コグエボ)」は脳のリハビリテーションから生まれた認知機能別トレーニングができるエビデンス(科学的根拠)に基づいたクラウドサービスで、日常における過度なストレス・疲労・睡眠不足、加齢、疾病等による認知機能の変化を早期にチェックすることができます。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
「CogEvo(コグエボ)」は専用アプリなどのダウンロードは不要でパソコンやタブレットなどからインターネットを利用してサイトにアクセスすることで、誰でも簡単に認知機能のチェックとトレーニングを受けることができます。
すでに多くの産官学(企業と政府や地方公共団体と大学等)で導入及び共同研究されており、以下画像からもおわかり頂けます通り、その存在意義も大きく信頼性も高く、もちろん将来性も十分感じます。
2015年の設立以降毎年のように様々な賞を受賞しており、直近では昨年(2020年)経済産業省近畿経済産業局の関西の有望なスタートアップを地域ぐるみで支援する事業「J-Startup KANSAI」や公益財団法人神戸市産業振興財団「神戸発・優れた技術」などに選定されております。
株式会社トータルブレインケアに申し込む理由
冒頭でもお伝えさせて頂いております通り、基本的に管理人は自分が投資する予定のECF(株式投資型クラウドファンディング)案件しか記事を書きません。なので当記事を書いているということはこの「株式会社トータルブレインケア」に投資するということになります。
当然ながら投資するということは良い案件と感じたからですが、この株式会社トータルブレインケアのどこに魅力を感じ、何が投資の決定打となったのか。
もちろん「CogEvo(コグエボ)」が認知機能のすべての計測ができる唯一無二のクラウドサービスという事業妙味も大きな理由の一つですが、経済産業省が発行する令和2年度の「認知症イノベーションアライアンスワーキンググーループ」の資料にこの株式会社トータルブレインケアの主力商材「CogEvo(コグエボ)」が掲載されていたということから国が注目しているという点が最も大きいかもしれません。
認知症イノベーションアライアンスWG資料15ページ(経済産業省)
しかも上記は経済産業省が一般公開している資料の1ページのキャプチャ画像ですが、よくご覧頂くと掲載されている企業はこの株式会社トータルブレインケアだけでなく、すでに東証一部に上場している今話題のあのエーザイ株式会社も一緒に掲載されています。
エーザイ株式会社と言えば最近は様々なメディアでも取り上げられていることから、すでにご存知の方も多いと思いますが、アルツハイマー型認知症治療薬の新薬「アデュカヌマブ」を米バイオ医薬品大手バイオジェンと共同開発し、FDA(米食品医薬品局)の承認を受けたことで株価が一時急騰し、今バイオ株のけん引役としても注目されている企業です。これはもうある意味国策的な案件と言えるのかもしれませんね。
現在のこの株式会社トータルブレインケアのプレバリュー(時価総額)は20.8億円で、資金調達後(上限)のポストバリューはおよそ21.5億円となり、時価総額がECF(株式投資型クラウドファンディング)案件にしてはそこそこの規模となりますが、6期目に入っていることからすでにミドル期に突入している感じです。
このままIPO(新規上場)まで順調に推移すればこの業界のPER(株価収益率)及びIPOディスカウントなどを考慮すると、おおよその上場時想定時価総額は120億円~140億円程度でしょうか。なので個人的にECF(株式投資型クラウドファンディング)投資はいつもハイリスクハイリターンと考えていますが、今回はミドルリスクミドルリターンと考えています。イグジットも2024年10月期を基準期とした早い段階でのIPO(新規上場)を目指しているようです。
そして今回は「エンジェル税制優遇措置B」が適用される予定となっています。エンジェル税制優遇措置Bはベンチャー企業への投資額全額をその年の他の株式譲渡益から控除できるというもので、控除対象となる投資額の上限はありません。
株式会社トータルブレインケアの株主優待内容
そしてこれは毎回申し上げておりますが、このユニコーン(Unicorn)社が取り扱うECF(株式投資型クラウドファンディング)案件には必ず株主優待が付いてきます。もちろんこの株式会社トータルブレインケアも例外ではなく株主優待がしっかりあります。
1年間有効の「CogEvo(コグエボ)パーソナル無料チケット」となります。実際に「CogEvo(コグエボ)」を利用することができ、認知機能の変化をリアルに体感することができます。毎年頂ける予定の株主優待なので、ご両親などに使って頂くというのも可能ですね。
通常利用料は月額1,650円で年間19,800円となっており、1年契約の場合は19,800円が16,500円とお得に利用できることから、実質的には16,500円分相当の株主優待となります。
株式会社トータルブレインケアの募集内容
上記の通り目標募集額は2,007万円で上限募集額は7,020万円となっております。今回は上限募集額もそれなりに高いため、さすがに瞬殺とまでは行かないと思いますが、もし人気化すれば早い段階で達成する可能性はあるので、一応申し込み開始日時にログインしてしっかり準備だけはしておくつもりです。
募集価格は1株7,500円で最低申込金額は12株90,000円からで上限申込金額は60株450,000円までとなっています。個人的にいつもなら広く浅く(最低申込金額)で行く戦略を取っていますが、今回は事業妙味もある上に時価総額的にも一定の安心感があることから、比較的IPOの確度が高いのではないかと考え、いつもよりロット数を増やして申し込みする予定です。
申込開始:2021年7⽉21⽇(水)18時
もしまだユニコーン(Unicorn)社の会員でない方でもご興味のある方は7月18日(日)中の会員登録(無料)で登録内容に不備が無ければ、おそらくこの株式会社トータルブレインケアへの投資には間に合うと思います。
詳細や無料会員登録はコチラ ⇒ ユニコーン公式サイト
7月22日(木)追記
無事に申し込むことができました。
上限は行くと思っていましたが、すでにミドル期に入っていることからミドルリスクミドルリターンとなることからか、まだ上限達成とはなっていないようです。
まだ反映されていませんが入金も完了しています。申し込み数は伏せていますが、いつものように珍しくイケイケで最低株数ではありません。
このトータルブレインケアの事業内容おもしろそうですね。コグエボ使ってみたくなりました。
早速、ユニコーンの会員登録しました。楽しみです。
こんにちは、たかくんさん。
そうなんですよ。
個人的にはかなり期待値の高いECF案件かと思っています。
私の場合、年齢的には自分で使わないといけないかもしれませんが^^;
西 様
いつもブログを拝見しております。
今回の案件は、とても興味があるのですが、IPOのことを考えるとVCがいてくれるといいのになぁと思います!
参加するかまだ迷っていますが、出資して会社を応援するのも楽しそうですね!
こんばんは、IPOファンさん。
確かにVCがいると心強いですね。
ただ現状ではVCいるいないに関わらずまだECF案件での上場が無いため、VCよりもまずは事業自体が市場に認められる業態なのかどうかが重要な要素かと個人的には考えています。
おっしゃるように応援したくなるかどうかも重要な指標になりますね。