タカラレーベン不動産投資法人(3492)が東証リート市場にIPO新規上場
 承認発表されました。リートIPOだったので記事にしようかどうか迷いまし
 たが、一応IPOブロガーの端くれとして記事にさせて頂きました^^;
リートのIPOは2月15日のザイマックス・リート投資法人(3488)以来なの
 で実に半年ぶりとなります。
このタカラレーベン不動産投資法人(3492)の上場日は7月27日(金)で先
 週末にIPO新規上場承認発表のあったプロレド・パートナーズ(7034)と同
 日上場となりますが、リートとなるため普通のIPOとは違い畑違いなのでど
 ちらのIPOも同日上場の影響は無いと思われます。
 IPO主幹事はIPO愛好家に人気の高いSMBC日興証券となっております。
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いつも通りですがリートIPOのため上記のIPO一覧表の中にはリンク致しま
 せんことをご了承下さい。
タカラレーベン不動産投資法人(3492)のリートIPO情報

| 上場市場 | 東証リート | 
|---|---|
| コード | 3492 | 
| 名称 | タカラレーベン不動産投資法人 | 
| 公募口数 | 344,000口 | 
| 売出口数 | 0口 | 
| OA | 17,000口 | 
| 主幹事証券 | SMBC日興証券 | 
| 引受幹事証券 | みずほ証券 野村證券 | 
| 上場日 | 7/27 | 
| 仮条件決定日 | 7/10 | 
| BB期間 | 7/11~7/18 | 
| 公募価格決定日 | 7/19 | 
| 申込期間 | 7/20~7/25 | 
| 想定発行価格 | 100,000円 | 
タカラレーベン不動産投資法人(3492)のリートIPO個人的主観及びIPO参加スタンス
タカラレーベン不動産投資法人(3492)の市場からの吸収金額はIPO想定
 価格100,000円としてOA含め361.0億円と規模的に東証リートIPOとしては
 おおむね一般的なサイズとなるでしょうか。
コアエリア及びサブエリアを含めた平均鑑定NOI利回りは5.2%と高い数字
 ではありません。ただ利回り商品として見るとまだ高い方でしょうか。
タカラレーベン不動産投資法人(3492)東証リートIPOポートフォリオ
 
 ※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。
そしてリートにとって一番重要なスポンサーは名前の通りタカラレーベン
 グループとなっており、ブランド力としてはやや弱い印象です。
タカラレーベン不動産投資法人(3492)東証リートIPOスポンサー各社
 
すでに株主優待制度が導入されており、ヤマダ電機がスポンサーに入って
 いることからかヤマダ電機のお買い物優待券2,500円分となっています。
 ただ残念ながら10口以上保有している必要があり、優待利回りは低めです。
タカラレーベン不動産投資法人(3492)東証リートIPO株主優待制度
 
 ※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。
個人的には特に魅力を感じる部分が少ないためこのタカラレーベン不動産
 投資法人(3492)のIPO参加スタンスはスルーの方向で考えています。
おそらくネット申し込みが可能なのはSMBC日興証券とみずほ証券だけ
 になると思われますが、SMBC日興証券は当選後のキャンセルペナルティ
 があるため申し込む際は慎重に判断してからの参加をオススメ致します。
 IPO主幹事のSMBC日興証券での当選確率は比較的高めだと思います。
それにしてもみずほ証券のシステムトラブルがまだ解消されないようです。
 みずほ証券主幹事IPOが昨日と本日と1社づつありますが、これは故意に
 不具合を起こして公募分の売りを少なくしているように思われても仕方な
 いかもしれませんね。昨日の国際紙パルプ商事(9274)同様に明らかに売
 りが少ないように思います。新手の手法でしょうか。
 もしかすると昨日に続き初値形成後はまたナイアガラなのかもしれませんね。


 




