年始恒例として例年記事にしていますので、当ブログ(IPOゲッターの投資日記)をご愛顧下さっている方はご存じかもしれませんが、IPO(新規公開株)に当たらなくてくじけそういという方にはぜひ見て頂きたい記事です。
まさにタイトル通りとなりますが「IPOの当選確率ってどのぐらい?」なのかというお話です。
まだIPO投資を始めて日が浅い方は、始める前はもっとたくさんIPOに当選してザクザク利益が出せるというイメージをお持ちではなかったでしょうか?でも実際にフタを開けたら全然当たらない。当たったとしても微妙なD級評価のIPO案件ばかり。
もちろん運の良い方はA級案件などのIPOに当選して一撃で大きな利益を得ている方もいらっしゃることでしょう。でもそのような方は本当にごく稀で、ほとんどの方がなかなか当選せず思うように利益が出せていないというのが現状かと思います。
IPO投資ってもっと簡単に利益が出せる投資法って聞いてたのに。IPOの当選報告はたくさん見掛けるのに自分は全然当たらない。そもそもIPOの当選確率ってどれぐらいあるのだろうなどと考えたことはありませんか?
そこで今回はIPO歴15年の管理人自身の過去9年分の当選実績に基づいた具体的なIPOの当選確率をお伝えさせて頂きます。あくまでも管理人個人のIPO当選経験を基に算出した数字となりますが、読者様から頂く情報などをお聞きしてもこの数字は満更でも無いと思います。
2012年以前はまだ紙ベースでIPO管理をしていたため、偉そうにIPO歴15年のIPO投資経験と言いながらも9年分しかデータがありませんことをご了承下さい^^;
年度 | IPO当選確率 |
2021年 | 1.3% |
2020年 | 1.1% |
2019年 | 1.3% |
2018年 | 1.2% |
2017年 | 1.7% |
2016年 | 2.9% |
2015年 | 3.7% |
2014年 | 2.2% |
2013年 | 3.6% |
上記表は管理人の2013年から2021年までの9年間のIPO当選確率で、主幹事、平幹事、委託幹事(裏幹事)から例年数千回レベルで申し込んでIPOに当選した回数から算出した数字となります。
2016年の2.9%を最後に2017年以降はずっと1%台を推移しています。これはもう単純に参加者が増えて分母が大きくなっていると理解して頂いて良いかと思います。具体的には2015年11月の日本郵政グループの上場でIPO投資が有名になり、人気に拍車が掛かったと考えられます。
説明するまでも無いと思いますが、当選確率1%という数字は100回申し込んで1回当たるレベルです。なので数十回申し込んでも当たらないとか数百回申し込んでも当たらないというのはまったくもって不思議ではない話です。
上記数字は平幹事や委託幹事(裏幹事)など割り当て数少ない証券会社からの申し込みも入れての数字なので、こういった割り当て数が少なく当選確率の低い平幹事や委託幹事(裏幹事)からの申し込みを止めればもう少し数値は改善されることになるかもしれません。
当然のことながら、このIPO投資は当選確率を上げるために行っているわけではなく利益を出すために行っているため、これら平幹事及び委託幹事(裏幹事)からの申し込みを止めるということは当選の機会損失に繋がるということから本末転倒です。あくまでもIPO投資はIPOに当選して利益を出すということが目的となるため、少しでも申し込み数を増やした方が当選確率は下がっても、実際の当選数は増えます。
IPO投資ってもっと効率の良い投資法だと思われていましたか?
残念ながら現実はこんなものです。IPO投資が効率の良い投資法かどうかを聞かれると正直今は返答に困ります。でもローリスクハイリターンで投資初心者の方でも比較的手が出しやすく勝率の高い投資法であるということは自信を持って言えます。
投資の世界で勝ち残れる人はほんの一握り(1%以下)と言われています。そんな中でも何の才能も無い管理人はいまだに(15年以上)この世界に携わることができています。普通に株式(現物及び信用)の取引だけに特化していれば負けることも多く、おそらく遠い昔にすでに退場になっていたかと思います。それでもこの世界にしがみついています。
なぜ生き残れているのかの理由はもうご説明するまでも無いと思いますが、IPO投資に比率を置いているからに他なりません。
心の中の悪魔はいつもこう言っています。
当選確率が下がっているのは参加者が増えたせいだと。
だから当選しなくてくじけそうになっている方は早くくじけてしまってIPO投資の世界から退場してくれればいいのにと。
ですが、心の中の天使はこう言います。
せっかくこの世界に足を踏み入れられたのであれば、そしてせっかく当ブログと出会って頂けたのであれば、もう少し頑張り続けて結果を出してほしいと。
ということで今年(2022年)もまた一年頑張って行きましょう!
2年連続で同じような記事ですいません^^;
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