昨日、日本時間21:30に発表されたアメリカの雇用統計は非農業部門
雇用者数が予想の+20万人を下回る+16万人となったことで発表時は
107円台だったドルが106円台半ばまでドルが売られてしまいました。
しかし失業率や平均時給は予想通りとなったことからか、下値は限定
的で弱いイメージとならなかったせいか、アメリカ株は前日比+79.92
ドルで為替は107円台を回復して取引終了となりました。
為替ドル円15分足チャート(2016年5月6日~7日)
※上記画像はクリックで拡大します。
とりあえず今月の重要経済指標のひとつであるアメリカ雇用統計は、
無難に通過となりました。この内容であれば週明けの日本市場への
影響は軽微となるでしょう。まずは一安心ですかね^^
雇用統計発表時はドルがまた売られるのかと週末の日本の株式市場
への影響を考えましたが、それほど心配は無さそうです。
ただ現状を考えるとドルは107円台と一時と比べるとまだまだ円高
基調です。政府は口先介入でけん制はしているものの、おおむね
投機家の方は口先だけだとわかっている様子で円安方向への回復は
しばらく無さそうな雰囲気です。
とりあえず伊勢志摩サミット通過までは日本も下手に動けないで
しょうからね。これで本当に為替介入をすればアッパレ日本政府
やるときはやるんだなぁとなるのですけどね^^;
週明けこそはIPO新規上場承認発表があることを期待したいです。