イタミアート(168A)のIPO(新規上場)初値が付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。日経平均株価や東証グロース指数などは朝から強い展開となっていたものの、一部銘柄を除く直近IPOは出来高も少なく、資金が流れて来ていない印象を受けました。
イタミアート(168A)のIPO初値結果
公募価格 | 1,600円 |
初値価格 | 2,000円(9時38分) |
初値売却益 | +40,000円 |
初値売買代金 | 6.5億円 |
初値出来高 | 324,600株 |
4月8日終値 | 1,753円 |
市場開場直前(8時59分)のこのイタミアート(168A)のフル板の合致点は1,800円(初値売買代金:3.6億円)となっていたので、およそ200円ほど吊り上げられた2,000円(初値売買代金:6.5億円)での初値形成となりました。初値売りで+40,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
ただ、事前予想は3,000円及び2,400円と最低でも1.5倍程度となっていたので期待通りではなく拍子抜け感は否めません。さらに弱いモノはとことん弱いという法則通り、完全な初値(2,000円)天井となり初値形成後も冴えない値動きとなりました。
前場は安値1,658円で下げ止まったものの、後場は初値比-300円となる1,700円を挟んでもみ合う形となり、14時30頃には1,800円まで回復する場面もありましたが、そのまま上昇とはならず、終値1,753円で取引終了となっています。
イタミアート(168A)IPO5分足チャート(2024年4月8日)
終値は初値価格(2,000円)を247円下回る1,753円での取引終了となっており、本日1日の出来高は2,091,600株で、OA含めた公開株数(655,500株)の3.1回転程度回っていますが、東証グロース市場の出来高ランキングは15位と、上位には食い込んでいません。
イタミアート(168A)のIPOセカンダリ
初値が事前予想よりも低い位置での着地となり、まさかのワンチャンあるかと淡い期待を抱き、久しぶりにIPOセカンダリ参戦してみましたが、残念ながら撃沈となってしまいました><
2,000円(初値=節目)を1円たりとも超えることができないまま、わずか3分で逆指値に引っ掛かり損切りとなりました。終わってみればやはり弱いモノはとことん弱いという法則通りです。久しぶりに入ったIPOセカンダリ参戦がこの結果ですので、個人的にはなんとも言えない心境です^^;
まだ時期尚早かもしれませんが、IPO市場はどこかしら活気が無くなって来ており、レジル(176A)やコージンバイオ(177A)のIPO申し込みスタンスもこれまでのように楽観的ではなく慎重に判断する必要があるかもしれませんね。
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