インターメスティック(262A)のIPO(新規上場)初値が無事に付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。東証プライム上場で東京地下鉄(9023)東京メトロの前哨戦という意味でも注目度は高かったかと思われます。
このインターメスティック(262A)は2007年8月に今は無き大証ヘラクレス市場への上場を予定していたものの直前になって業績悪化を理由に上場中止、およそ17年の時を経て本日上場という経緯があります。
他人事ではありますが17年前は個人的にIPO当選株もあり(当時は値ガサで怖くてキャンセル)一応心に残る銘柄で、今回無事に上場までたどり着けたのは本当に良かったと僭越ながらどこかしら感慨深いものがあります。
インターメスティック(262A)のIPO初値結果
公募価格 | 1,630円 |
初値価格 | 2,038円(9時46分) |
初値売却益 | +40,800円 |
初値売買代金 | 96.7億円 |
初値出来高 | 4,746,200株 |
10月18日終値 | 1,981円 |
市場開場直前(8時59分)のこのインターメスティック(262A)のフル板の合致点は2,000円(初値売買代金:61.6億円)となっていましたが、およそ38円ほど吊り上げられた2,038円(初値売買代金:96.7億円)での初値形成となりました。
公開価格の約1.25倍着地で、OA含めた公開株数(親引け除く)に対する初値売却率はおよそ38.5%、初値売りで+40,800円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
2022年4月の市場再編で生まれ変わった東証プライム市場上場銘柄はこのインターメスティック(262A)で5社目となりますが、今回も「東証プライム市場上場銘柄公募割れスタートなし」のアノマリーは守られました。
各社情報では2,300円ぐらいまでは上値余地があると見られていましたが、やはり海外需要がやや弱かったこともあり、妥当な初値となったのでしょうか。とはいえ、東京地下鉄(9023)東京メトロの前哨戦としては良い結果になったことと思われます。
ただ、初値形成後は積極的に上値を目指す展開となり、9時56分には高値2,087円(初値価格+49円)を付けましたが、すぐに下落となりました。前場中に安値1,843円を付けるとそこが大底となり引けに掛けて盛り返し、後場からはその流れを引き継ぎ上昇ムードに転ずるかと思いきや本日の高値を超えるまでには至りませんでした。
インターメスティック(262A)IPO5分足チャート(2024年10月18日)
終値は初値価格(2,038円)を57円下回る1,981円での取引終了となっており、本日1日の出来高は14,971,900株で、OA含めた公開株数(12,330,200株)と大型ながらも1.2回転程度回っており、東証プライム市場の出来高ランキングも12位に入っています。
インターメスティック(262A)のIPOセカンダリ
ジンズホールディングス(3046)など同業と比較すると割安感が強く、初値価格(2,038円)ではまだ上値余地があると考え、当選株数と同数の200株だけIPOセカンダリ参戦致しました。東京地下鉄(9023)東京メトロの資金拘束で資金も枯渇状態なので信用買いです。
購入後すぐにOCO注文で指値2,138円、逆指値1,999円に設定し放置、初値買いから22分後にあっけなく逆指値に引っ掛かり-7,600円の損失で終了となりました><
IPO当選を頂いた200株はどちらもマイルール通り初値で売却しているので、IPOセカンダリ分含め銘柄自体でのマイナスはありませんが、今日は自身の塩漬け株の一部も売却し、二桁万円レベルの損失を出しているので、どこかしら悔しい思いです。
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