エッジテクノロジー(4268)のIPO(新規上場)の初値が無事に公募価格を上回っての着地となりました。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
足元の環境の悪さから初値は400円から500円が市場コンセンサスとなっていたことから考えると、この初値結果は嬉しいポジティブサプライズですね。
このまま一気にIPO市場の環境改善となってほしいと願いますが、一難去ってまた一難と、ウクライナ情勢再燃で株式市場はまだまだ予断を許さない状況となっています。この底無し沼からいつ抜け出せるのでしょうか。
エッジテクノロジー(4268)のIPO初値結果
公募価格 | 350円 |
初値価格 | 694円(13時06分) |
初値売却益 | +34,400円 |
初値売買代金 | 15.2億円 |
初値出来高 | 2,195,700株 |
本日終値 | 668円 |
市場開場前の合致点は600円でのスタートとなり、対等価格が近づくと逃げる寄る寄る詐欺が94円分発生しての着地となりました。初値形成後は連買いを重ねながら、およそ4分後となる13時10分にストップ高まで到達。IPO株取得組もIPOセカンダリ参戦組もどちらも利益の出る理想的な展開となりました。
とは言うもののストップ高での滞空時間は数秒レベルで、張り付くことなくすぐさま下落。再度ストップ高を目指す値動きになったかと思えば14時40分頃には大きな売りが降って来て特売りに。終値は初値価格(694円)を26円下回る668円での大引けとなりました。やや後味の悪い感じです。
エッジテクノロジー(4268)日中足・5分足チャート(2022年2月17日)
初値形成後からわずか4分でストップ高とIPOセカダンリ楽勝パターンでしたが、こういう時に限って見てるだけの1日となりました。なんとも間が悪いと言うか、センスが無いと言うか、なんちゃってトレーダーのダメっぷりが露呈してしまいました。いやはや残念です><
そして本日は久しぶりにIPO新規上場承認発表がありませんでした。代わりにと言っては何ですが、通常の株式IPOとは異なる特殊なREIT(リート)IPOということでスルーしていましたが、3月8日(火)上場予定だったシノケンリート投資法人(2996)が上場中止(延期)を発表しました。
上場中止(延期)の理由は原油高によるインフレの進行、米国長期金利上昇に対応する早期金融引き締めへの警戒感の強まり、ウクライナ情勢の緊迫化による地政学リスクなど、市場環境の不確実性が急速に高まっていることから国内外の経済動向に鑑みての判断とのことです。
通常の株式IPOとは違う特殊なREIT(リート)IPOということで数字に入れるかどうかは微妙ですが、IPOというくくりで見ると今年(2022年)の上場中止(延期)はこれで4社目となります。3月IPOも当初予定件数よりも大幅にペースダウンしている模様で、今年(2022年)は波乱のIPO市場となっています。
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