エネクス・インフラ投資法人(9286)とエスコンジャパンリート投資法人
(2971)のIPO(新規上場)初値予想が発表されたようです。
普段なら株式IPO以外の初値予想には触れることはありませんが、今回は
これといった記事ネタも無いため雑感も含めてご紹介させて頂きたいと思
い、記事にさせて頂きました。
ただし通常の株式のIPOではないため詳細な分析まではできていません。
エネクス・インフラ投資法人(9286)のIPO(新規上場)初値予想
個人的評価:E級評価
エネクス・インフラ投資法人(9286)のIPO仮条件はIPO想定価格100,000
円に対して下ブレ設定でしかもソフトバンク(9434)同様に一本値となる
92,000円での設定となりました。
公開規模も当初の94.5億円から若干縮小され86.9億円となりました。
2016年に誕生したインフラファンド市場への上場はこれまで5社ありまし
たが第1号案件以外はすべて公募割れスタートという結果になっています。
しかも今回はIPO想定価格よりも下ブレしたIPO仮条件設定ということで
これまで以上に弱気な姿勢が露呈しています。手出し無用でしょうか。
管理人の個人的なこのエネクス・インフラ投資法人(9286)のIPO参加
スタンスはすでに何度か申し上げておりますように基本的にはSBI証券の
IPOチャレンジポイント狙い以外は完全スルーで変更無しです。
このエネクス・インフラ投資法人(9286)のIPO引き受け幹事団(シンジ
ケ-ト)及び推定割り当て数は以下の通りとなっています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
---|---|---|
SMBC日興証券(主幹事) | 63,000枚 | 70% |
大和証券 | 18,000枚 | 20% |
みずほ証券 | 5,400枚 | 6% |
野村證券 | 2,700枚 | 3% |
SBI証券 | 900枚 | 1% |
上記とは別でOA分も4,500枚あります。
エスコンジャパンリート投資法人(2971)のIPO(新規上場)初値予想
個人的評価:E級評価
エスコンジャパンリート投資法人(2971)のIPO仮条件はIPO想定価格
105,000円に対して100,000円~105,000円と一般的な設定となりました。
上記のエネクス・インフラ投資法人(9286)ほど弱気ではありませんが、
強気な価格設定とも言えません。公開規模はIPO仮条件上限決定で207.4
億円とリートの中でも中型~大型のサイズとなります。
ちなみにこのリート市場への上場も昨年(2018年)は4社が上場しました
が、結果は全敗で残念ながら4社ともに公募割れスタートとなっています。
ただリート指数は下記チャートをご覧の通り昨年末に底打ちとなり右肩
上がりで回復しています。あらためて見るとスゴいV字回復っぷりですね。
東証リート指数日足チャート(2019年1月28日)
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。
そうは言うもののリートIPOで重要視されるスポンサー力ですが東証一部
上場の日本エスコン(8892)で、サポート会社として中部電力グループが
入っているものの、やや力量的には不安感が否めません。
残念ながら信用格付けもありませんので、こちらも手出し無用でしょうか。
やはり管理人の個人的なこのエスコンジャパンリート投資法人(2971)の
IPO参加スタンスもエネクス・インフラ投資法人(9286)同様でSBI証券の
IPOチャレンジポイント狙い以外は完全スルーで変更無しです。
このエスコンジャパンリート投資法人(2971)のIPO引き受け幹事団(シン
ジケ-ト)及び推定割り当て数は以下の通りとなっています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
---|---|---|
三菱UFJM・S証券(主幹事) | 131,846枚 | 70% |
みずほ証券 | 47,088枚 | 25% |
マッコリーキャピタル証券 | 2,825枚 | 1.5% |
大和証券 | 2,825枚 | 1.5% |
SBI証券 | 2,825枚 | 1.5% |
FFG証券 | 942枚 | 0.5% |
auカブコム証券(委託幹事) | 不明 | 不明 |
上記とは別でOA分も9,189枚あります。