オプロ(228A)IPO新規上場初値が無事に付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。

史上最大の下落幅(-4,451.28円)となった8月5日(月)のブラックマンデー以降初のIPO(新規上場)ということで、不安視もされていましたが、株式市場も落ち着きを取り戻しつつあり、およそ三週間ぶりのIPO(新規上場)とスケジュール面での優位性もあって、堅調なスタートとなりました。

オプロ(228A)のIPO初値結果

公募価格1,300円
初値価格1,673円(9時45分)
初値売却益+37,300円
初値売買代金7.5億円
初値出来高448,500株
8月21日終値1,601円

市場開場直前(8時59分)のこのオプロ(228A)のフル板の合致点は1,456円(初値売買代金:3.9億円)となっていましたが、およそ217円ほど吊り上げられた1,673円(初値売買代金:7.5億円)での初値形成となりました。またしてもここ最近の初値コンセンサスとなっている公開価格のおよそ1.3倍着地となります。

公開株数(OA含む)に対する初値売却率はおよそ68.4%、初値売りで+37,300円の利益となり、直前初値予想とほぼ同水準での着地となりました。相場が不安定ということで初値売却する投資家が多かった印象ですが利益はしっかりですね。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

残念ながら初値売買代金は二桁億円には届かなかったものの、およそ三週間ぶりで久しぶりのIPOとあってか最終的には7.5億円まで増え、ここ最近のIPOの中ではまだ活況さがあったように見えます。ただやはりこの規模(吸収金額8.5億円)で二桁億円に到達するにはテーマ性が無いと厳しいようですね。

事業内容にテーマ性は無かったものの、時流に乗ったビジネスモデルで業績も堅調、公開規模も小さい上に公開価格の1.5倍までは余計な売り圧力も無く、スケジュール面での優位性も手伝って初値好スタートになったと考えられますが、今日は全体相場が方向感を失う中で手垢の付いていないIPOに資金が流れたという可能性もありそうです。

初値形成後すぐは積極的に上値を目指す展開とはならず、しばらくヨコヨコの展開で推移していました。前場終了間際に動意付き高値を切り上げ、後場スタート直後(12時30分)には高値1,838円(初値価格+165円)を付けましたが、長続きはせず急落となりました。

オプロ(228A)IPO5分足チャート(2024年8月21日)
オプロ(228A)IPO5分足チャート2024.8.21

終値は初値価格(1,673円)を72円下回る1,601円での取引終了となっており、本日1日の出来高は6,378,000株で、OA含めた公開株数(655,500株)の9.7回転程度と大商いとなりましたが、それでも東証グロース市場の出来高ランキングは9位にとどまっています。

オプロ(228A)のIPOセカンダリ

全体相場も落ち着きを見せ始め、ここ最近のグロース株の強さやおよそ三週間のIPO空白期間明け、初値売却率も高く、公開価格の1.5倍(1,950円)までは売りモノが限定されていると考え、IPOセカンダリに参戦致しました。

オプロ(228A)IPOセカンダリ2024.8.21

しかしながら初値形成後すぐに値が飛び始めたのが見え、怪しいと思い、逆指値を掛ける前にビビって速攻で逃げてしまいました。わずか数秒で-4,700円の損失です><

今日の高値は1,838円(初値価格+165円)までありましたが、仮にOCO注文を出していたとしても指値は1,900円、逆指値は1,600円に置く予定だったので、どちらにしても損失となったことに変わりはありません。厳しいIPOセカンダリ相場が続きますね。

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