カオナビ(4435)がIPO新規上場承認発表されました。
昨日はまたもや2社のIPO新規上場承認発表がありましたが、そのうちの
1社となります。もう1社の共栄セキュリティーサービス(7058)につい
てはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。
カオナビ(4435)の上場日は3月15日(金)で今のところは単独上場、
上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場でIPO主幹
事はこれまたIPO愛好家には人気の高い大和証券となっております。
大和証券は個人的にも過去のIPO当選回数はダントツでNo.1です。
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カオナビ(4435)のIPO(新規上場)情報
設立:2008年5月27日
業種:情報・通信業
事業の内容:クラウド人材マネジメントシステム『カオナビ』の提供
上場市場 | 東証マザーズ |
---|---|
コード | 4435 |
名称 | カオナビ |
公募株数 | 500,000株 |
売出株数 | 370,000株 |
OA | 130,500株 |
IPO主幹事証券 | 大和証券 |
IPO引受幹事証券 | みずほ証券 東海東京証券 マネックス証券 SBI証券 エース証券 |
上場日 | 3月15日 |
IPO仮条件決定日 | 2月26日 |
BB期間 | 2月28日~3月6日 |
IPO公募価格決定日 | 3月7日 |
IPO申込期間 | 3月8日~3月13日 |
IPO想定発行価格 | 1,780円(178,000円必要) |
カオナビ(4435)のIPO(新規上場)事業内容等
カオナビ(4435)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,780円としてOA
含め17.8億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズと
なり、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。
カオナビ(4435)は社員の顔や名前、経験、評価、スキルなどの人材情
報を一元管理して可視化することで最適な人材配置や抜擢といった人材マ
ネジメントをサポートするシステムです。
カオナビは人材マネジメント業務に特化したクラウド人材データベース
を利用し、社員の顔写真で直感的に操作するという特徴があります。
クラウド人材管理ツール『カオナビ』の紹介動画
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
カオナビ(4435)のIPO個人的主観及びIPO参加スタンス
カオナビ(4435)の事業内容は上記の通り、クラウド人材マネジメント
システムに特化しており、すでに1,000社を超える導入実績があり、2年
連続人材管理システムシェアNo.1にもなっております。
クラウドサービスというワードはIPO的には人気ワードとなるため注目
度は高そうです。国策となる「働き方改革」にも貢献しており、こちら
も追い風となりそうですね。
ただ導入企業や売上は増加していますが、残念ながら赤字となっている
ため、立ち位置はいわゆる赤字のベンチャー企業となります。
カオナビ(4435)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,780円)で17.8
億円と東証マザーズ上場としてはやや荷もたれ感があり、株主構成を見
てもベンチャーキャピタルだらけ(約200万株)となっています。
それぞれ90日間及び180日間のロックアップが掛かっていますが、一部
は公募価格の1.5倍以上になれば解除され売却可能となります。
人気化した場合はこの1.5倍がひとまずの着地予想となるでしょうか。
個人的な第一印象は事業内容にテーマ性があり面白そうですが、赤字の
ベンチャー企業という点と公開規模の大きさが気になるところです。
IPO地合いが良ければ問題なく吸収できる規模ですけどね。
とりあえず今年(2019年)の株式IPOがまだ始動されておらず、地合い
が読めない状況ではありますが、上記内容を加味した現時点での個人的
なこのカオナビ(4435)のIPO参加スタンスは全力申し込みで良いかと
考えております。
カオナビ(4435)のIPO主幹事は今年(2019年)すでに5社のIPO主幹事
を務め、今年は勢いのある大和証券ということで通常当選はもちろんの
ことチャンス当選にも期待したいところです。
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カオナビ(4435)のIPO(新規上場)業績等
カオナビ(4435)のIPO経営指標
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。
カオナビ(4435)のIPO売上高及び経常損失
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。