クラシコム(7110)のIPO(新規上場)初値が無事に公募価格(1,420円)をおよそ7.0%上回る1,520円と堅調スタートとなりました。市場コンセンサスの中には公募割れの声もあったたため、十分に健闘した方ではないかと思います。
ということで簡単ではありますが、本日上場のクラシコム(7110)のIPO(新規上場)初値結果をご紹介させて頂きたいと思います。
クラシコム(7110)のIPO初値結果
公募価格 | 1,420円 |
初値価格 | 1,520円(9時13分) |
初値売却益 | +10,000円 |
初値売買代金 | 10.8億円 |
初値出来高 | 712,100株 |
本日終値 | 1,760円 |
市場開場時(9時)の初値合致点は1,500円となっていたので、およそ20円ほど吊り上がったところでの初値形成となりました。初値売りで+10,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。これはもうスケジュールや好地合いも味方に付け、果敢に攻められた方の大勝利ですね^^
市場開場前は公募割れも匂わせるような価格で推移していたため、やはり厳しいかと思いましたが、いつも通り開場が近付くに連れて買いが増えて行き、結果的には見事に公募割れを回避しました。直近IPOのセカンダリが好調だったことからか握力が強い方が多く、買いが多かったというよりも売りが少なかったという印象です。
初値形成後も下値は底堅く、2分後に一旦1,715円の高値を付けた後に失速。その後しばらくはヨコヨコで推移していたものの、9時54分には1,799円と更なる高値を付けました。さすがにココが本日の最高値になるかと思いましたが、後場はさらに上値を狙う展開となり、13時8分にはストップ高(1,920円)手前の1,910円まで値を上げています。
終値は1,760円まで戻したものの初値価格(1,520円)はしっかり上回った状態での大引けとなり、今回もまたIPO株取得組もIPOセカンダリ組も利益の出る良い形となりました。ただせっかく地合い好調となっているのに後続のIPO案件が無いのが残念でなりません。
クラシコム(7110)日中足・5分足チャート(2022年8月5日)
当初の予定通りIPOセカンダリには参戦していません。地合いさえ良ければすべてが良好になる。まさにこれがIPOならではの面白さと言えるでしょうか。
そして本日は週末(金曜日)ということで、IPO新規上場承認発表に期待しましたが、1社もありませんでした。これで5週連続肩透かしを喰らった格好です。ここまで無いのも珍しいですね。相変わらず「ある時」と「ない時」が極端過ぎるのはIPOの悪いクセですが、愚痴を言っても仕方ないので、9月は10社程度の上場観測も出ていることから来週以降の「固まらない上場日とIPO発表」に期待しておきます^^
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