クリーマ(4017)のIPO直前初値予想と気配運用が発表されたようです。もうすでに9月から10月に掛けて起きていたIPOバブルは過ぎ去った模様ですね。明日は本日上場のジオコード(7357)と一昨日上場のMITホールディングス(4016)の初値がまだ付いていないため実質的に3社同日上場となります。
ただ強烈な買いが入っているとは言い難く売り渋りが発生していることで値が付いていないというイメージです。いよいよIPOに資金が入りにくくなっている感じなので今後はこれまでより一回り程度初値を下に見ておいた方が無難かもしれません。
クリーマ(4017)のIPO主幹事はSBI証券ということで、MITホールディングス(4016)同様にIPOチャレンジポイントを使用し、300株手元にありますので、できれば初値高騰を願いたいところですが、アララ(4015)以降のIPOを見ているとそれほど強気動きになりそうな気配はありません。
クリーマ(4017)のIPO(新規上場)直前初値予想
<クリーマ(4017)のIPO関連過去記事>
・クリーマ(4017)IPO上場承認
・クリーマ(4017)IPO(新規上場)初値予想
・クリーマ(4017)のIPO(新規上場)複数当選
IPO想定価格:3,250円
IPO仮条件価格:3,250円~3,570円
(IPO想定価格が最下限となる強気な設定)
公募価格:3,570円(IPO仮条件の最上限価格で決定)
そして大手初値予想会社のクリーマ(4017)のIPO直前初値予想は以下の通りとなっています。やはり需給が良くなっているとの見解です。
それでももう1社の大手初値予想会社の初値予想はちょうどベンチャーキャピタルのロックアップが解除される公開価格の1.5倍となる5,350円となっているようです。いつもなら前者の初値予想を信じるのですが、今回は希望的観測も含めて後者の初値予想が当たってほしいと強く願います。
そしてこれまでのこのクリーマ(4017)のIPO初値予想経緯は以下の通りとなっています。
第一弾初値予想:4,000円~5,000円(C級評価)
第二弾初値予想:4,800円~5,300円(C級評価)
上場直前時点(今回)初値予想:4,700円
ちなみにこのクリーマ(4017)の訂正目論見書による幹事のIPO引き受け価格は3,284.40円です。
クリーマ(4017)のIPO(新規上場)気配運用
そしてクリーマ(4017)の明日の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。
公募価格:3,570円
気配上限:8,220円
気配下限:2,678円
上限気配更新:10分で180円づつ。
下限気配更新:3分で通常の更新値幅(5,000円未満の場合は70円)
注文受付価格の範囲:893円~14,280円
ジオコード(7357)2日目のIPO(新規上場)直前初値予想
ジオコード(7357)は当初の予想通り多くの買いを集め本日値付かずの持ち越しとなりました。合致点はほぼ終日3,200円前後となっていました。
1日目(11月26日)
本日の最終気配値は2,875円、売りが258,500株に対して買いは470,700株で差し引き212,200株で買い越し、売りに対して買いはおよそ1.8倍程度あるため、明日は即金規制が掛かるものの、この倍率であれば買い気配スタートとなりそうな気はしますが、今はの地合いでは微妙なところかもしれません。ちなみに本日入っている初値買い資金は13.5億円と少なめでした。
そして大手初値予想会社の明日のジオコード(7357)のIPO初値予想は以下の通り当初の4,600円よりも大幅に下回る3,200円の初値予想となっているようです
これはもう完全にIPOバブルは崩壊と言えるかもしれませんね。崩壊と言うよりは通常に戻ったと言った方が正しいかもしれませんが。
ジオコード(7357)2日目のIPO(新規上場)気配運用
そしてジオコード(7357)の明日2日目の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。
基準価格:2,875円
気配上限:6,620円
気配下限:2,157円
上限気配更新:10分で145円づつ。
下限気配更新:3分で通常の更新値幅(3,000円未満の場合は50円)
注文受付価格の範囲:719円~11,500円
MITホールディングス(4016)3日目のIPO(新規上場)直前初値予想
MITホールディングス(4016)は2日目もなんとか逃げ切ったという感じでしょうか。買いは集めているもののIPOバブルのようなデタラメな買いは入っておらず妥当な水準で買いが入っております。合致点はほぼ終日3,700円前後となっていました。3日目突入IPOはこのMITホールディングス(4016)で今年(2020年)7社目となります。
1日目(11月25日)
2日目(11月26日)
本日の最終気配値は3,655円、売りが336,500株に対して買いは480,100株で差し引き143,600株で買い越し、売りに対して買いはおよそ1.4倍程度で、明日は即金規制が掛かるものの、強いIPO地合いでこの倍率であれば引き続き買い気配スタートとなるかもしれませんが、今の地合いではドテン売り気配スタートとなる可能性も十分あり得そうです。ちなみに本日入っている初値買い資金は17.5億円と昨日より若干減っていました。
そして大手初値予想会社の明日のMITホールディングス(4016)のIPO初値予想は以下の通り当初の5,200円よりも大幅に下回る3,500円の初値予想となっているようです。ただもう1社はまだ強気で3,800円の初値予想を提示してきているようです。
これはもう完全にIPOバブルは崩壊と言えるかもしれませんね。崩壊と言うよりは通常に戻ったと言った方が正しいかもしれませんが。残念ながらIPOチャレンジポイントの使い時では無かったという結果になりそうです。
ただ一方で3日目突入になったIPO銘柄のIPOセカンダリの勝率は高いです。もちろんIPOバブルということが大前提となりますが、今年(2020年)3日目突入となったIPO銘柄はすでに6社あり、以下を見て頂けますと高い確率で利益が出せていることが伺えます。
日付 | 初値 | 高値 | 安値 | 終値 | 出来高 |
フィーチャ | 4,710円 | 5,410円 | 4,010円 | 4,050円 | 1,598,300株 |
Branding Engineer | 2,920円 | 3,420円 | 2,713円 | 3,420円 | 887,700株 |
ニューラルポケット | 5,100円 | 6,100円 | 5,100円 | 6,100円 | 831,100株 |
インターファクトリー | 5,080円 | 6,080円 | 5,080円 | 6,080円 | 1,164,300株 |
ヘッドウォータース | 28,560円 | 29,000円 | 23,710円 | 27,000円 | 166,700株 |
タスキ | 5,060円 | 6,060円 | 5,000円 | 6,060円 | 651,400株 |
ちなみにヘッドウォータース(4011)は上場日初日は崩れましたが、翌営業日はストップ高まで買われています。
MITホールディングス(4016)3日目のIPO(新規上場)気配運用
そしてMITホールディングス(4016)の明日3日目の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。
基準価格:3,655円
気配上限:8,410円
気配下限:2,742円
上限気配更新:10分で185円づつ。
下限気配更新:3分で通常の更新値幅(5,000円未満の場合は70円)
注文受付価格の範囲:914円~14,620円
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