コージンバイオ(177A)のIPO(新規上場)初値が付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。好スタートとは言えませんが、公募割れは回避しています。
ゴールデンウィーク前の最終IPO案件で、後のIPOまで1カ月以上空くというスケジュール面での優位性もありましたが、やはりIPO地合いには勝てず初値は伸びませんでした。
コージンバイオ(177A)のIPO初値結果
公募価格 | 1,900円 |
初値価格 | 2,030円(9時13分) |
初値売却益 | +13,000円 |
初値売買代金 | 7.0億円 |
初値出来高 | 349,500株 |
4月25日終値 | 2,370円 |
市場開場直前(8時59分)のこのコージンバイオ(177A)のフル板の合致点は2,000円(初値売買代金:5.7億円)となっていましたが、およそ30円ほど吊り上げられた2,030円(初値売買代金:7.0億円)での初値形成となりました。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
ただ、IPO地合いがまだ悪くなっていない時の初値予想は2,300円~2,500円にあったので、今回もまた期待外れの結果となってしまいました。IPO市場の環境は1日で変わることもあるというわずかな期待も空しく、低空飛行からの着地となっています。
売りも少なく買いも少なく状態ではあったものの、市場開場後のスタート時は売り買い差は3倍強ほどありました。10分後の気配更新で一気に1.2倍まで縮まり、大きな寄る寄る詐欺もなく、スタートから13分後に2,030円でおとなしい初値形成となりました。
初値形成まで板はスカスカでとにかく買いが増えず、売りばかりが増えている印象を受けました。特に2,000円という節目での売りが目立ち、この2,000円のフタは厚いと思っていたので、初値2,030円は多少なりとも抵抗した結果に見えます。気配更新が3分に短縮されず10分のままであればもう少し上での初値形成となっていたかもしれませんね。
初値形成後も前場は特に大きな見せ場はなく、高値も11時26分に付けた2,165円までしかありませんでしたが、後場は窓開けスタートで上げ幅を加速させ、一旦押したものの14時ごろから再加速となりました。
コージンバイオ(177A)IPO5分足チャート(2024年4月25日)
終値は初値価格(2,030円)を340円上回る2,370円と本日のほぼ最高値での取引終了となっています。本日1日の出来高も5,384,000株で、OA含めた公開株数(977,500株)の5.5回転程度と4月以降のIPO案件の中では出来高も多い方で、東証グロース市場の出来高ランキングも2位としっかり上位に入っています。
コージンバイオ(177A)のIPOセカンダリ
IPO当選分のアドバンテージがあったことやゴールデンウィークまで後続のIPOも無く、初値が寄り前気配で粘っていた2,000円という節目を超えたことで、しこりが無くなり上値を目指す展開になるのではないかと思いIPOセカンダリ参戦しました。
そしてこの2,000円という節目がポイントであると考え、2,000円を切ると一気に下落するのではないかとの恐怖から、2,000円に逆指値を置いていたらあっさり引っ掛かかってしまい-30円(-3,000円)で撃沈となりました><
終わってみれば安値は9時37分に付けた1,973円までしかなく、我慢していればどこで売ってもそれなりの利益になる相場でした。相変わらず相場は難しい、と言うか下手な立ち回りです^^;
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