ジグザグ(340A)のIPO新規上場初値が無事に付きましたので、簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。これでひとまず今年(2025年)の3月IPOラッシュは終了となりました。

先週末の米国株の大幅下落を要因に日経平均株価は総じて軟調な展開となりましたが、IPOは別腹効果もあってかジグザグ(340A)の初値は、おおむね市場コンセンサス通りで、比較的順調なスタートとなっています。

ジグザグ(340A)のIPO初値結果

公募価格1,500円
初値価格2,030円(10時06分)
初値売却益+53,000円
初値売買代金8.0億円
初値出来高394,500株
本日終値2,080円

市場開場直前(8時59分)のこのジグザグ(340A)のフル板の合致点は2,000円(初値売買代金:4.7億円)となっておりましたが、およそ30円ほど持ち上げられた2,030円(初値売買代金:8.0億円)での初値形成となりました。

公開価格の約1.35倍着地で、OA含めた公開株数に対する初値売却率はおよそ45.5%、初値売りで+53,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

初値形成後も株価は堅調に推移し、安値は10時24分に付けた2,002円(初値比:-28円)で、高値は10時24分に付けた2,199円(初値比:+169円)と物足りなさはあったものの、ほぼ終日初値(2,030円)よりも上の位置で堅調に推移していました。

本日の日本株式市場は米景気の減速とインフレ再燃への懸念から先週末に米株式相場が大幅に下落した流れを受け、日経平均株価は寄り付きから700円近い下落となり、その後も下げ幅を拡大し、大引けは-1,502.77円とおよそ4.0%超の下落で、下落幅としては今年(2025年)最大で、史上8位レベルの下げ幅となります。

リスク回避の動きが進み、大型株小型株問わずほぼ全面安となる中ではありましたが、ジグザグ(340A)は初値及び初値形成後も堅調な展開となり、3月28日(金)上場のZenmuTech(338A)も2営業日連続でストップ高となっています。

ジグザグ(340A)IPO5分足チャート(2025年3月31日)
ジグザグ(340A)IPO5分足チャート2025.3.31

ジグザグ(340A)の終値は初値価格(2,030円)を50円上回る2,080円での取引終了となっており、本日1日の出来高は2,664,600株で、OA含めた公開株数(866,400株)のおよそ3.0回転、東証グロース市場の出来高ランキングは12位となっています。

ジグザグ(340A)のIPOセカンダリ

ジグザグ(340A)につきましては公開価格の1.5倍(2,250円)となれば解除され売却可能となるベンチャーキャピタル含む既存株主の保有株が50万株程度あり、2,000円未満で寄り付けばアリかとも考えていましたが、初値が2,000円を超えた上に全体相場低迷もあいまったためIPOセカンダリ参戦はしておりません。

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