スプリックス(7030)のIPO(新規上場)第一弾初値予想がIPO想定価
格ベース(2,180円)ですが大手初値予想会社より発表されたようです。
このスプリックス(7030)が6月最後のIPOとなります。
スプリックス(7030)のIPO(新規上場)初値予想
スプリックス(7030)のIPO仮条件はすでにIPO想定価格2,180円に対し
て2,180円~2,400円での強気設定となっております。
これまたさすがにこのスプリックス(7030)までもが仮条件強気設定に
なるとは完全に想定外です。D級評価でも続々と強気設定になりますね。
それに対して現時点では公募価格の1.0倍~1.1倍程度の初値形成になるの
ではないかと弱めの初値予想となっており、それに伴って評価も5段階中
の上から4番目のD級評価となっているようです。
このスプリックス(7030)の変更初値予想などについては追加情報が入
り次第、当記事の下部に追記致します。
この感じだと変更初値予想は無いかもしれませんが。
スプリックス(7030)の事業内容は個別指導学習塾の運営を中心とした
教育サービス事業ということで残念ながらIPO的には人気化する業種では
ありません。業績はいい感じなのですけどね。
上場市場は東証本則市場への上場となっており、一部になるか二部にな
るかはまだ未定となっていますが、仮条件最下限での決定でも最上限で
決定してもどちらにしても時価総額は355.3億円~391.2億円と軽く東証
一部上場の一つの条件である250億円を上回るため東証一部市場への決
定になるでしょうか。
公開規模もIPO仮条件ベース(2,180円~2,400円)で138.6億円~152.6
億円となるものの、東証一部上場となればそれほど大きなサイズではな
く荷もたれ感は感じません。
スプリックス(7030)の上場日は6月29日(金)でさすがに前々日IPO
の持ち越しは無いと考えられるため完全単独上場となりそうです。
IPO主幹事は狭き門の野村證券ですが、さすがに公募株及び売り出し株
合わせて55,322枚もあり、人気度合いから見ても比較的当選しやすいか
もしれませんね。
ただ内容的に見れば公募割れは無いと思われますが、積極的に上値を試
す展開にもなりにくいと思われるため、とりあえず現段階での管理人の
個人的なこのスプリックス(7030)のIPO参加スタンスはIPO主幹事の
野村證券とIPOチャレンジポイント狙いのSBI証券のみとなりそうです。
ちなみにこのスプリックス(7030)のIPO引き受け幹事団は以下の通り
となっております。
<IPO主幹事証券会社>
・野村證券
<IPO引受幹事証券会社>
・大和証券
・SMBC日興証券
・みずほ証券
・極東証券
・SBI証券
・エース証券
・岩井コスモ証券
6月28日(木)上場予定のSBI主幹事IPOパデコ(7032)が上場中止を
発表致しました。上場中止理由は内部管理体制に関連して確認すべき
事項が発見されたとのことです。上場中止の定型文ですね。
これだけIPO地合いが良い中で中止とはもったいないですね。
余程の理由でもあったのでしょうか。
IPO(新規上場)が一件無くなったというのはもちろん残念なのですが、
初値予想記事も書き上げていたので無駄になったのも残念です><
それにしてもまたIPO新規上場承認発表がストップしましたね。
いよいよ夏枯れモードに入ったのでしょうか。
一気にとかではなく、コンスタントに出て来てほしいところです。
<追記>
スプリックス(7030)のIPO仮条件決定後の初値予想が発表されたよう
です。
2,500円~2,800円
IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO
想定価格時点よりも上ブレした初値予想となっているようです。
ただ評価は変わらずでD級評価のままのようです。
数字だけ変わって評価は変わらずというパターンが多いですね。