ソシオネクスト（6526）のIPO（新規上場）初値結果とIPOセカンダリ！

ソシオネクスト（6526）のIPO（新規上場）初値が無事に買い気配スタートで始まり、公募価格（3,650円）を5.0%上回る3,835円と堅調なスタートとなりました。悪地合いの中で市場再編後初となる東証プライム市場第一号超大型案件の公募割れ回避はIPO界ではある意味良い結果と言えるのかもしれませんね。

と言うことで、本日（10月12日）上場となったソシオネクスト（6526）のIPO（新規上場）初値結果を簡単ではありますが、ご紹介させて頂きたいと思います。

ソシオネクスト（6526）のIPO初値結果

市場開場直前（8時59分）の初値合致点は3,800円（初値売買代金：91.0億円）となっていたので、およそ35円ほど吊り上がったところでの初値形成となりました。初値売りで+18,500円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

地合いがそこそこ良い時の初値予想は最大で4,500円まであったので、残念感が無いと言えばウソになりますが、昨日の直前予想は3,800円となっていたため、ほぼ予想通りの着地で、冒頭の通りこの悪地合いの中での公募割れ回避は十分良い結果かと思います。

初値形成後は直後に付けた安値3,690円を最後に終始堅調に推移し、その後は徐々に値を押し上げ、終値は初値価格（3,835円）を365円上回る4,200円での大引けとなりました。本日の最高値引けです。

ソシオネクスト（6526）IPO日中足・5分足チャート（2022年10月12日）

地合いが悪くても東証プライム市場はやはり大人の市場となるため、個人云々ではないということを改めて痛感させられました。この規模でこの上げは、とにかくパワーと言うか迫力があったような気がします。

ソシオネクスト（6526）のIPOセカンダリ

昨日（10月11日）の記事でIPOセカンダリは公募割れスタートとなった際はIPO当選分（600株）との相殺の意味を含めて参戦する可能性はあると書きましたが、買い気配スタートとなったため、念のため入れておいた600株の買い注文は直前で取り消し、結果的にIPOセカンダリは不参加となりました。

各証券会社から抽選で頂いたIPO当選分600株はそれぞれマイルールに従ってすべて初値（3,835円）にて売却しています。手数料及び税金含まずで+111,000円の利益となりました。一か八かの勝負でしたが、フタを開ければしっかりと利益が出てホッとしています。

ただ欲深いもので、上記セカンダリの購入取り消しは自分のトレードセンスが無かったと割り切れるのですが、補欠分のIPO株の購入申し込みをしていないのは微妙に悔やまれますね＾＾；

このソシオネクスト（6526）は賛否両論あり、果敢に攻められた方、スルーされた方いらっしゃると思います。リスクを取ったか取らなかったかはあくまでも結果論であってどちらが正しいとか間違っているとかは無いと思います。とりあえずIPO界では今年（2022年）最大のお祭りが無事に通過できたことが何より良かったのではないでしょうか。

IPO愛好家の皆様、お疲れ様でした＾＾