タスキ(2987)のIPO新規上場初値3日目にして公募価格を大幅に上回る形での初値形成となりました。これで今年(2020年)3日目初値形成となった銘柄はこのタスキ(2987)で6社目となります。

何度も申し上げていますが、3日目まで持ち越されての初値形成になるIPO銘柄自体1年に1社あるかないかの出来事なのに、それが今年(2020年)はすでに6社目と完全にIPO市場は今まさに空前のバブル状態となっています。

いつまで続くのか不安な反面いつまでも続いてほしいという気持ちの方が当然ながら強いです。ですがその前にまずはこのIPOバブルのうちに一つでも多くのIPOに当選したいところですね^^;

タスキ(2987)のIPO(新規上場)初値結果

公募価格670円
初値(10月6日)価格5,060円(3日目 10時25分)
初値売却益+439,000円
初値売買代金21.2億円
初値出来高420,800株
10月6日終値6,060円(ストップ高)

本日は所用で10時前までしか板を見れなかったので、初値形成後の値動きを見れていないのでよくわかりませんが、出掛ける前は確か着地点が5,600円になっていたかと思います。

それでも一昨日(10月5日)は3,545円で寄りそうになっていたことを考えると初値5,060円で初値売却益+439,000円は十分な利益ですね。ご当選された方はおめでとうございます。

IPOチャレンジポイント使用時の配分は100株で最低ポイントボーダーは405ポイントという情報を基に計算しますと1ポイントあたりのポイント価値はおよそ1,083円1,000円を超えたので、最近の傾向から見るとそこそこのポイント単価となったのではないでしょうか。

タスキ(2987)日中足・5分足チャート(2020年10月6日)
タスキ(2987)IPO日中足・5分足チャート2020.10.6

上記チャートをご覧の通り、ここまで初値に過熱感がありながらも、またもや初値形成後はストップ高まで急騰しております。

個人的には4,000円超えたらIPOセカンダリ参戦はしないでおこうと思っていたので、このタスキ(2987)のIPOセカンダリには参戦しておりません。ストップ高になったことに関しては少し悔しい気持ちはありますが、開始前ルールとして決めていたので、これは残念ですが仕方のないところです。

しかしその代わりというわけではありませんが、実はアクシス(4012)のIPOセカンダリに参戦していました。保有中に人に話すと良い結果にならないという変なジンクスを持っているため、後出し風になってすいません。

アクシス(4012)のIPOセカンダリ結果

10月2日(金)に5,700円での初値形成と同時に200株にてIPOセカンダリ参戦。同日に初値形成となったもう1社のヘッドウォータース(4011)のIPOセカンダリには参戦していない(怖くてできなかった)という意味で「全ての商品」でキャプチャ画像を撮っています。

アクシス(4012)IPOセカンダリ2020.10.2

初値形成後は一度も初値価格(5,700円)を割らずにストップ高(6,700円)まで急騰。上昇中に一瞬危ない場面はあったものの、数万株レベルの大口買いが入り、ストップ高に張り付いたままで初日は大引けを迎えました。

その夜のSBI証券夜間PTS取引ではさらにストップ高(7,700円)となったので、週末で土日を挟むことやトランプ大統領のコロナ感染などもあったことから、もうPTSで売却しようかとも考えましたが、たまには握力を強めてみると決断。

冷や冷やしながら土日を過ごしましたが、週明け10月5日(月)は何事もなく無事に買い気配スタートとなり、ストップ高(7,700円)張り付き。週末のPTSで売却しなかったことにひとまず安堵しました。

さらにその夜のSBI証券夜間PTS取引ではストップ高(9,200円)まで急騰しましたが、9,200円に買いが8,000株ほどある状態だったので、翌日もストップ高に行くだろうと安易に考え、またもや売却を我慢。

10月6日(火)の寄り前気配は9,200円となっていたので、これはもう8月に上場したニューラルポケット(4056)に続き初値形成後ストップ高4日目突入かと完全に思っていましたが、9時25分に怒涛の売り発生で買いが急激に減少し始めたため慌てて成行で売り注文。あと2分でストップ高(9,200円)だったものの、1つ手前となる9,050円での合致となりました。

個人的にこれまでの流れから公募価格(1,070円)の10倍となる10,700円まではあるかと勝手に妄想していましたが、残念ながら届きませんでした。甘かったですね。

それでも今回は前回のニューラルポケット(4056)のように安全策をとって半数売却半数保有というルールを作らず、200株とも最後まで保有することができたので、天井(9,200円)で売り抜けることはできませんでしたが、手数料や税金抜きの単純計算で+670,000円と個人的には十分満足のいく利益となりました。今回はタスキ(2987)のIPOセカンダリには参戦していないという意味で「全ての商品」でキャプチャ画像を撮っています。

アクシス(4012)IPOセカンダリ売却2020.10.6

今年(2020年)はIPO自体はもちろんのことですが、IPOセカンダリもバブル状態なので、管理人のような下手くそ取引でもしっかりと利益を出すことができています。本当にありがたい相場です。

しかしここで調子に乗ってロット数を増やしたりするとガツンといかれていまう可能性もあるので、これまで通りチキン取引でコツコツ頑張って行きたいと思います。ただしばらくは新IPOが無いため静観となりそうですが。

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