テクノロジーズ(5248)のIPO(新規上場)初値は市場コンセンサス通り第一号IPOということから買い優勢で需給ひっ迫となり、上場初日となる本日(1月26日)は値付かずとなり、初値は明日(1月27日)へ持ち越しとなりました。
昨年(2022年)で「新年第一号IPOに公募割れ無し」のアノマリーは崩れてしまいましたが、「新年第一号IPOはご祝儀相場で初値が騰がりやすい」というアノマリーはまだしっかり健在だったようです。
テクノロジーズ(5248)2日目のIPO(新規上場)初値予想
市場開場前(8時~9時)のフル板の合致点は4,000円Over(合致点無し)でスタートとなりましたが、前場は合致点が一時的に3,300円まで落ちました。後場も再び4,000円Over(合致点無し)でのスタートとなったものの、大引け時は3,500円で終了となっています。
本日の最終気配値は気配上限の2,300円で、売りが289,200株に対して買いは740,200株で差し引き451,000株で買い越し、売りに対して買いはおよそ2.5倍程度で初値買いに入っている資金は17.0億円と小型IPOにしては比較的多く入っています。朝一の初値買い資金はおよそ6.2億円だったので、場中でかなり膨らんでいます。
明日は即金規制(買付代金の即日徴収、成行買い禁止)が掛かるため買いは減少し、本日値付かず予想で売り注文自体を出していなかった投資家の売りも足され、売りは増えることが予想されます。どの程度の売り買い増減があるのかはわかりませんが、2.5倍程度の売り買い差し引きがあるため、引き続き「買い気配スタート」となりそうです。
そして大手初値予想会社の明日のテクノロジーズ(5248)の2日目のIPO初値予想は以下の通り当初予想の3,000円からやや上ブレとなる3,200円となっているようで、本日最終の対等価格(3,500円)には及ばない予想ですが、明日は2,300円開始となるため、問題無く買い気配スタート予想です。この初値予想通りで推移すれば前場10時20分頃の着地となります。
ちなみにもう一社の翌日持ち越しを予想していなかった方の大手初値予想会社のテクノロジーズ(5248)の明日2日目の初値予想は当初予想の2,300円から大幅上ブレとなる3,500円となっているようです。
テクノロジーズ(5248)2日目のIPO(新規上場)気配運用
そしてテクノロジーズ(5248)の明日2日目の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。
基準価格:2,300円
気配上限:5,290円
気配下限:1,725円
上限気配更新:10分で115円づつ。
下限気配更新:3分で通常の更新値幅(3,000円未満の場合は50円)
注文受付価格の範囲:575円~9,200円
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