ニューラルポケット(4056)のIPO(新規上場)初値が2日目にしてもなお買い優勢で値付かずとなりました。フィーチャ(4052)、Branding Engineer(7352)に続き今年(2020年)3社目となる異例の2日目値付かず案件です。
しかしこれはもうニューラルポケット(4056)の実力ではなく、ティアンドエス(4055)さまさまと言えるのではないでしょうか。古い言い方をすると今後ニューラルポケット(4056)はティアンドエス(4055)様に足を向けて寝れないですね^^;
ニューラルポケット(4056)3日目のIPO(新規上場)直前初値予想
ニューラルポケット(4056)は2日目突入も値付かずの持ち越しとなりました。初日に入った初値買い資金は46.3億円で2日目は31.4億円と規制が掛かっていた割にはそれほど初値買い意欲は低下していないような雰囲気です。
合致点は終日5,000円だったことから、もしかすると大引け間際のベンチャー爆弾投下で初値形成となるかもしれないと思いましたが、さすがに2倍以上の売り買い差を埋めることはしなかったようです。
1日目
2日目
売りが290,400株に対して買いは659,200株で差し引き368,800株で買い越し、売りに対して買いはおよそ2.2倍程度あるため、明日も引き続き規制が掛かるものの、同日上場もなく一点集中となることから、買い気配スタートとなりそうですが着地は早そうですね。
そして大手初値予想会社の明日3日目のニューラルポケット(4056)のIPO初値予想(数社平均)は以下の通り5,500円目途となっているようです。
上記予想通りの着地であれば初値形成時刻は9時30分~40分頃でしょうか。ティアンドエス(4055)が初値形成後もぐいぐい騰がっていることから二匹目のどじょう狙いでIPOセカンダリに参戦したい気持ちはやまやまですが「柳の下にいつもどじょうはいない」ということわざもあり、比較的多くのベンチャー爆弾が控えている点から参加不参加の判断が難しいところです。
ニューラルポケット(4056)3日目のIPO(新規上場)気配運用
そしてニューラルポケット(4056)の明日3日目の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。
基準価格:4,765円
気配上限:10,960円
気配下限:3,575円
上限気配更新:10分で239円づつ。
下限気配更新:3分で通常の更新値幅(5,000円未満の場合は70円)
注文受付価格の範囲:1,192円~19,060円
3日目初値形成の2銘柄の初値形成後初日の値動き
冒頭でも申し上げた通り3日目の初値形成となったIPO銘柄はこのニューラルポケット(4056)で今年(2020年)3社目となります。1年で3社もの3日目持ち越しは異例と言えます。
そして3日目初値形成となったフィーチャ(4052)とBranding Engineer(7352)の初値形成後初日の値動きは以下の通りとなります。共通点としては両社ともにストップ高となっている点ですね。
日付 | 初値 | 高値 | 安値 | 終値 | 出来高 |
フィーチャ | 4,710円 | 5,410円 | 4,010円 | 4,050円 | 1,598,300株 |
Branding Engineer | 2,920円 | 3,420円 | 2,713円 | 3,420円 | 887,700株 |
Branding Engineer(7352)については大きな売り圧力となるベンチャーキャピタルには硬めのロックアップが掛かっていたことからストップ高引けとなりましたが、フィーチャ(4052)については緩めのロックアップだった一部のベンチャーキャピタルからの売却があり、さらなる売りの警戒感から張り付くことはありませんでした。
ニューラルポケット(4056)のベンチャーキャピタルのロックアップ条項はどちらかと言うとフィーチャ(4052)寄りとなります。IPOセカンダリ参戦悩みますね。ひとまず寄り前気配を見てからといったところでしょうか。ちなみに5,000円以上7,000円未満で寄り付いた際の値幅制限は1,000円となります。
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