ハイブリッドテクノロジーズ(4260)とクルーバー(7134)と三和油化工業(4125)とエクサウィザーズ(4259)のIPO(新規上場)初値がそれぞれ付きましたので、簡単にですが、おさらいだけしておきます。ちなみに本日は4社同日上場で公募割れが2社出たので2勝2敗です。明日は何社の公募割れが出るでしょうか。
ただ初値が低かったことが影響しているのか、直近IPOの中からいくつかストップ高銘柄が出ています。中でももちろん偶然かと思いますが、湖北工業(6524)、網屋(4258)、三和油化工業(4125)と言った漢字銘柄がストップ高まで健闘しているのが、個人的に「漢字銘柄やるなぁ」といった印象です^^;
エクサウィザーズ(4259)のIPO初値結果
公募価格 | 1,150円 |
初値価格 | 1,030円(9時14分) |
初値売却益 | -12,000円 |
初値売買代金 | 40.6億円 |
初値出来高 | 3,942,800株 |
本日終値 | 1,075円 |
本日上場4社の中で1番目に値が付いたのがこのエクサウィザーズ(4259)となります。残念ながら初値は公募割れで、IPO幹事の引き受け価格が1,082.45円となることからシンジケートカバーを突き破っての初値形成となりました。
いやはや個人的にこのエクサウィザーズ(4259)は海外販売も多く、先日公募割れスタートとなったネットプロテクションズホールディングス(7383)と違って「AI(人工知能)」というIPO最強ワードを背負っていたことから最後の最後まで大丈夫だと信じていましたがダメでしたね。かなり裏切られた気分です。
海外配分が多くても人気業態でも公募割れするときは公募割れするということが完全に証明されてしまった形で非常に残念です。環境が悪かったと言えばそれまでですが、環境に左右されないと信じていたのですが、どうやら見立てが甘かったようです><
初値形成後は何度か公募価格(1,150円)超えにチャレンジしていましたが、結局本日は1,150円の壁が厚く、何度もはじかれて抜けることなく終了となってしまいました。
エクサウィザーズ(4259)IPO日中足・5分足チャート(2021年12月23日)
今年(2021年)はもうIPOセカンダリはやらないと言ったばかりですが、あまりに割れ方がヒドくて悔しかったので、思わず同数量でIPOセカンダリに突撃してしまいました。
IPO当選分の400株は各証券会社でマイルール通り初値で売却しましたが、400株を管理人のメイン証券となるSBI証券で持ち替える形で初値(1,030円)で400株購入し、1,130円で売却したため、本来なら初値売却で48,000円の損失でしたが、40,000円取り戻したので8,000円の損失で済みました。
それでも結果的に負けは負けでこれは単なる負け惜しみでしかありません。今回はたまたま少し取り戻せただけです。それ以前に怒り任せの取引は止めましょう。取引は常に冷静に!と読者様に呼び掛けているつもりですが、実は自分に言い聞かせています^^;
クルーバー(7134)のIPO初値結果
公募価格 | 2,160円 |
初値価格 | 1,800円(9時26分) |
初値売却益 | -36,000円 |
初値売買代金 | 2.9億円 |
初値出来高 | 163,100株 |
本日終値 | 1,632円 |
本日上場4社の中で2番目に値が付いたのがこのクルーバー(7134)となります。上記エクサウィザーズ(4259)同様に残念ながら初値は公募割れで、IPO幹事の引き受け価格が1,987.20円となることからシンジケートカバーを突き破っての初値形成となっております。
ただある意味このクルーバー(7134)の公募割れは想定内でした。とはいえシンジケートカバーを突き破るというのはもちろん完全に想定外です。しかも初値形成後は公募割れしながらも完全な初値天井でまったくもって良いとこ無しの閑古鳥状態です。いずれは見直し買いが入る時期が来るのでしょうか。
クルーバー(7134)IPO日中足・5分足チャート(2021年12月23日)
三和油化工業(4125)のIPO初値結果
公募価格 | 3,500円 |
初値価格 | 4,020円(9時29分) |
初値売却益 | +52,000円 |
初値売買代金 | 14.6億円 |
初値出来高 | 363,500株 |
本日終値 | 4,720円(ストップ高) |
本日上場4社の中で3番目に値が付いたのがこの三和油化工業(4125)となります。初値はしっかり公募価格を上回る形での着地となりました。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
初値形成直後は連買いなどを絡めながら上値を目指す展開となり、ストップ高(4,720円)到達なるかと思ったところ、直前の4,715円で連売りとなり急落。しかし後場から再チャレンジで見事にストップ高(4,720円)到達となりました。初値良し、セカンダリ良しのこれぞ「ザ・IPO」と言えますね。
三和油化工業(4125)IPO日中足・5分足チャート(2021年12月23日)
ハイブリッドテクノロジーズ(4260)のIPO初値結果
公募価格 | 500円 |
初値価格 | 730円(10時21分) |
初値売却益 | +23,000円 |
初値売買代金 | 13.5億円 |
初値出来高 | 1,852,200株 |
本日終値 | 689円 |
本日上場4社の中で4番目(最後)に値が付いたのがこのハイブリッドテクノロジーズ(4260)となります。初値はしっかり公募価格を上回る形での着地となりました。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
初値形成後は更なる上値を目指すかと思いきや、管理人の目が間違いでなければ、710円あたりで200万株ぐらいの売りが急に湧いてきて連売りとなったように思います。余裕が無かったので歩値までは確認しておりません。
ハイブリッドテクノロジーズ(4260)IPO日中足・5分足チャート(2021年12月23日)
冒頭でも申し上げておりますが、直近IPOの中からいくつかストップ高になる銘柄が散見されます。こうなると現在進行形のIPOに注視するのではなく、過去IPOを見た方がセカンダリ的には面白いかもしれませんね。くれぐれも取引は冷静に。
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