ビジネスコーチ(9562)のIPO(新規上場)初値が無事に公募価格(2,070円)をおよそ100.0%上回る4,155円と堅調なスタートとなりました。まさかの2倍発進と、良い意味で期待を裏切る初値結果となりました。
と言うことで、本日(10月20日)上場となったビジネスコーチ(9562)のIPO(新規上場)初値結果を簡単ではありますが、ご紹介させて頂きたいと思います。
ビジネスコーチ(9562)のIPO初値結果
公募価格 | 2,070円 |
初値価格 | 4,155円(13時09分) |
初値売却益 | +208,500円 |
初値売買代金 | 9.9億円 |
初値出来高 | 239,300株 |
本日終値 | 3,455円(ストップ安) |
市場開場直前(8時59分)の初値合致点は3,570円(初値売買代金:4.8億円)となっていたので、およそ585円吊り上がった4,155円(初値売買代金:9.9億円)での初値形成となりました。初値売りで+208,500円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
ただこれはもう銘柄のみのチカラでは無く、環境が良かった(整っていた)という点の方が強いでしょうか。キューブ(7112)、ソシオネクスト(6526)、SBIリーシングサービス(5834)と公募割れ候補3兄弟が初値堅調スタートとなり、中でもソシオネクスト(6526)が上場後も右肩上がりで好調に推移していたことで個人投資家心理に一定の安心感を与えた影響が強いと考えられます。
完全にタラレバですが、9月の目玉IPOだったポーターズ(5126)も今日が上場日であれば初値3倍も夢では無かったかもしれませんね。それほど上場日が違うだけでここまで強弱が変わるのがIPOの世界と改めて感じさせられる1日でした。IPO当選ももちろん大事ですが、やはり当選した銘柄の上場日も非常に重要な要素となります。
初値買いに入った資金は9.9億円で、市場開場直前時(4.8億円)の2倍以上まで膨らんでおり、本日の最終的な出来高は1,689,500株と、公開株数(305,700株)に対して5.5回転と初値形成後もなかなかの活況ぶりです。
ビジネスコーチ(9562)IPO5分足・出来高チャート(2022年10月20日)
とは言え初値価格が異様に吊り上げられた反動は強く、初値形成後は高値4,245円(初値価格比+90円)までしかなく、その後は右肩下がりとなり、14時25分にはストップ安水準となる3,455円まで急落。終値はそのまま3,455円のストップ安比例配分で成行売り及び指値売り合わせて50,300株の売りを残した状態での大引けとなりました。これはもう当然と言えば当然の流れでしょうかね。
ビジネスコーチ(9562)のIPOセカンダリ
さすがにこの銘柄でここまで寄る寄る詐欺が発生し初値が吊り上げられると入る勇気が出ませんでしたので、IPOセカンダリ参戦は不参加です。
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