ビースタイルホールディングス(302A)のIPO(新規上場)初値が付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。本日の直近IPO達はまるでタガが外れたかのように絶好調で推移していました。
日本オーエー研究所(5241)は怒涛の5日連続ストップ高、アルピコホールディングス(297A)は2日連続ストップ高、昨日(12月27日)上場のGVA TECH(298A)とフォルシア(304A)とvisumo(303A)は3社揃ってストップ高、中でもフォルシア(304A)とvisumo(303A)に至っては2日連続ストップ高となります。
こんなに好調なIPO市場を見るのはいつ以来でしょうか。どこかしら懐かしい感じもします。来年(2025年)もこういった環境下の中でIPO市場が盛り上がってくれると嬉しいですね^^
ビースタイルホールディングス(302A)のIPO初値結果
公募価格 | 2,070円 |
初値価格 | 3,325円(10時41分) |
初値売却益 | +125,500円 |
初値売買代金 | 15.0億円 |
初値出来高 | 453,500株 |
本日終値 | 2,625円(ストップ安) |
市場開場直前(8時59分)のこのビースタイルホールディングス(302A)のフル板の合致点は2,500円(初値売買代金:5.6億円)となっていましたが、およそ825円ほど吊り上げられた3,325円(初値売買代金:15.0億円)での初値形成となりました。
公開価格の約1.60倍着地で、OA含めた公開株数から親引けを差し引いた初値売却率はおよそ69.4%、初値売りで+125,500円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
今年(2024年)のオーラスIPOということもあって期待値は高く、結果的に寄り前気配だった2,500円よりも825円(82,500円分)もオーバーシュートしての着地となりました。直近IPOがストップ高の大量生産をしている中で、期待買いが増えたのかもしれませんね。
ただ、初値がオーバーシュートし過ぎたせいか初値形成後は冴えない値動きで、高値は初値形成2分後に付けた3,475円(初値価格+150円)までしかなく、高値以降は右肩下がりの展開で後場14時36分にはストップ安(2,625円)へ転落し、そのまま大引けまで張り付いてしまいました。
期待のオーラスIPOではありましたが、良かったのは初値だけで、直近IPOとは真逆の値動きでまさかのストップ安。IPOセカンダリの盛り上がりはなくトーンダウンとなっています。
ビースタイルホールディングス(302A)IPO5分足チャート(2024年12月27日)
終値は初値価格(3,325円)を700円下回る2,625円での取引終了となっており、本日1日の出来高は2,570,200株で、OA含めた公開株数(655,500株)の3.9回転程度と比較的多く回っていますが、東証グロース市場の出来高ランキングは17位とトップテンにも入っていません。
ビースタイルホールディングス(302A)のIPOセカンダリ
昨日(12月26日)上場のフォルシア(304A)のIPOセカンダリ参戦で多少の利益があったことや、直近IPOの強さ、今年(2025年)のオーラスIPO、余計な売り圧力が無い中、初値形成時で70%近くの公募株が処分されたことなどの事象を加味してIPOセカンダリ参戦を致しました。
結果は思惑とは裏腹に-14,500円の損失となってしまいました。まさに相場格言「人の行く裏に道あり花の山」通りで、上記理由や直近IPOが総じてストップ高となっていたことから、今回のビースタイルホールディングス(302A)にも波及するのではないかとは誰しもが考えることで、相場はやはり多勢とは逆の動きとなってしまいました。
ただ、思い返せば個人的にオーラスIPOのIPOセカンダリで勝てた記憶がありません。どうしても最後のIPO案件となると何かしら絡んでみたくなってしまうのですが、もう来年(2025年)からはIPOセカンダリに参戦しなくて良いように純粋にIPO当選を頂けると助かります^^;
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