先週末のビーブレイクシステムズ(3986)のIPO新規上場承認発表で
いよいよ2017年のIPO後半戦がスタートしました。
しかも内容は人気化しやすい東証マザーズ上場のネット関連の小型案件
と三拍子揃ったほぼ最強銘柄です。およそ1か月半のIPO空白期間も手伝
っておそらく初値は高騰が見込まれるでしょう。
そしてこのビーブレイクシステムズ(3986)のIPO主幹事は個人投資家
及びIPO愛好家の中でも最も好まれやすく、人気の高いSBI証券となって
いるため、もちろんこのビーブレイクシステムズ(3986)のIPOに当選
するためにはIPO主幹事であるSBI証券の証券口座があるということが
必須になってくるでしょう。
IPO業界の中でも早くもSBI証券特有のIPO当選確率アップのシステムで
あるIPOチャレンジポイントのポイント数で話題になっているようです。
先日のビーブレイクシステムズ(3986)IPO新規上場承認の記事でも書
きましたが、これまでのSBI証券の過去データから考えるとIPO株総数が
3,432枚なのでIPOチャレンジポイントを使用した際の配分数は200株が
妥当であると考えることが想定できます。
ただやはり複数配分になるかどうかはSBI証券の腹次第となるため、必ず
200株配分になるとは限りません。IPO株数的に300株配分は可能性とし
ては薄く、100株配分もしくは200株配分が濃厚となります。
個人的にはIPOチャレンジポイントの1ポイントあたりの単価は2,000円
を超えれば御の字であると考えています。もちろんまれに1ポイント単価
が3,000円や4,000円を超えることもありますが、本当にまれです。
ビーブレイクシステムズ(3986)の現時点でのIPO想定価格は1,380円
となっており、おそらく初値は3,500円が目安となるような雰囲気です。
少なく見積もって初値が3,500円だった場合の利益は2,120円となります。
2,120円の利益でIPOチャレンジポイントの価値を2,000円以上出そうと
思えば使用ポイント数は106ポイントとなります。
いくらなんでもA級銘柄のIPOが106ポイントで当選するとは思えません。
個人的には250ポイント~300ポイントで300ポイント前後が当選ボーダ
ーラインと考えています。あくまでも個人的な憶測に過ぎませんが。
仮にこのビーブレイクシステムズ(3986)のIPO当選ポイント数が300
ポイントであれば初値は7,380円にならなければIPOチャレンジポイント
の価値が2,000円を超えることはありません。
しかし現実的に考えておよそ5.3倍となる7,380円の初値形成になると考
えるのは難しく、上記でも書きました通り3,500円付近が妥当な初値形成
ラインではないでしょうか。
しかしこれが200株配分となるとまた話が変わってきます。
仮にIPOチャレンジポイントを使用した際のIPO配分が200株配分だった
場合の初値は4,380円となれば1ポイントあたりの価値が2,000円を超える
ことになります。
7,380円の初値形成は難しいと思われますが、4,380円の初値形成であれ
ば可能性的にはあるかもしれません。
結局はSBI証券の腹一つということで100株配分となるか200株配分とな
るかが決まります。しかし100株配分になるか200株配分になるかで雲泥
の差となります。単価が低いということも悩ませる一つの理由になると
思いますが、最終的にどの程度のIPOチャレンジポイントを投下するのが
正解かというのは現時点で考えるのはやはり難しいですね^^;