ロゴスホールディングス(205A)のIPO(新規上場)初値が付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。これでひとまず6月のIPOは終了となります。
ロゴスホールディングス(205A)のIPO初値結果
公募価格 | 2,290円 |
初値価格 | 2,290円(9時00分) |
初値売却益 | ±0円 |
初値売買代金 | 2.8億円 |
初値出来高 | 125,100株 |
6月28日終値 | 1,930円 |
市場開場直前(8時59分)のこのロゴスホールディングス(205A)のフル板の合致点は2,289円(初値売買代金:2.8億円)となっていましたが、市場開場と同時に公募価格と同値となる2,290円(初値売買代金:2.8億円)での初値形成となりました。公開価格と同値スタートとなるため手数料分の損失となります。
市場コンセンサスは公募割れが多数だったので、公募同値はまだ健闘したと言える結果かと思います。IPO地合いが改善方向であったことが最大の要因でしょうか。そのIPO地合い改善のキッカケを作ってくれたのは明らかに上場以降連続ストップ高劇を演出してくれたPostPrime(198A)なので、PostPrime(198A)さまさまといったところになりそうです。
安全そうな銘柄でもIPO地合いが悪いと公募割れ、厳しそうな銘柄でもIPO地合いが良ければ堅調スタート、至極当たり前のことですが、IPOは上場日の地合いが最重要であるということが改めて証明された形となりました。
ただ、不人気銘柄だったという事実は変わらず、初値形成後の高値は初値価格と同値の2,290円までしかなく初値天井という、あまりよろしくない流れとなりました。場中も下値を模索する形で推移し、本日の安値圏での取引終了となっています。
ロゴスホールディングス(205A)IPO5分足チャート(2024年6月28日)
終値は初値価格(2,290円)を360円下回る1,930円と安値圏での取引終了となっており、本日1日の出来高は830,500株で、OA含めた公開株数(1,605,800株)の0.5回転程度しか回っておらず、東証グロース市場の出来高ランキングも32位と、IPOの初日とは思えないほど稀に見る低商いです。ようやく回復傾向に来たIPO市場に冷や水を浴びせるようなことだけは避けてほしいと願うばかりです。
ロゴスホールディングス(205A)のIPOセカンダリ
不人気銘柄の中規模案件だったことからIPOセカンダリ参戦はしておりません。
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