三菱地所物流リート投資法人(3481)が東証リートにIPO新規上場承認
発表されました。今年(2017年)2社目となるリートのIPOの登場です。
上場日は9月14日(木)で今のところ単独上場、IPO主幹事は久しぶりの
登場のSMBC日興証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券と大和証券の
3社共同主幹事となっております。
いつも通りですがリートIPOのため上記のIPO一覧表の中にはリンク致し
ませんことをご了承下さい。
三菱地所物流リート投資法人(3481)のリートIPO情報
上場市場 | 東証リート |
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コード | 3481 |
名称 | 三菱地所物流リート投資法人 |
公募口数 | 198,000口 |
売出し口数(OA) | 8,000口 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 大和証券 |
引受幹事証券 | みずほ証券 野村證券 |
上場日 | 9/14 |
仮条件決定日 | 8/30 |
BB期間 | 8/31~9/5 |
公募価格決定日 | 9/6 |
申込期間 | 9/7~9/12 |
想定発行価格 | 250,000円 |
三菱地所物流リート投資法人(3481)のリートIPO個人的主観及びIPO参加スタンス
市場からの吸収金額は想定価格250,000円としてOA含め515.0億円。
東証リートIPOとしては大型サイズの部類に入りますね。
今年(2017年)第一号の森トラスト・ホテルリート投資法人(3478)
リートIPO(451.8億円)とほぼ同等サイズとなります。
ちなみに森トラスト・ホテルリート投資法人(3478)東証リートIPOの
想定価格から初値までは以下の経緯となっております。
IPO想定価格:158,000円
IPO仮条件:133,000円~143,000円(かなり弱気な仮条件価格設定)
IPO公募価格:143,000円(仮条件の最上限価格にて決定)
IPO初値価格:145,000円
初値売却益:+2,000円
ブランド力という面で見ると三菱地所グループということで、前回の
森トラスト・ホテルリート投資法人(3478)同様に安心感があります。
リートはブランド力が大切なのでこれは大切な部分ですね。
三菱地所物流リート投資法人(3481)東証リートIPOポートフォリオ
※上記画像はクリックで拡大します。
三菱地所物流リート投資法人(3481)の格付はAA-ということで日銀の
買い入れ基準であるAA以上となっているためここにも安心感があります。
三菱地所物流リート投資法人(3481)東証リートIPO格付
※上記画像はクリックで拡大します。
三菱地所物流リート投資法人(3481)の平均鑑定NOI利回りも4.9%と
おおむね良好な数字となっています。
三菱地所物流リート投資法人(3481)東証リートIPO利回り
※上記画像はクリックで拡大します。
個人的には昨年(2016年)リートであまりおいしい思いをできなかった
ので今年(2017年)のリートはオールスルーで行こうと考えていいまし
たが、今回の三菱地所物流リート投資法人(3481)リートIPOは上記の
内容や物流系リートという点も含めて考えると、それなりに人気化する
要素が揃っています。
よって現時点での管理人のこの三菱地所物流リート投資法人(3481)の
IPO参加スタンスは一部申し込みで行こうかと考えています。
1単元25万円は少々値ガサ株なのでそれなりにリスクも高いかもしれませ
んが^^;
ただし地合いや国際情勢や通常IPOの増加などの要因が出ればまた考え
直す可能性がありますことだけはあらかじめご理解及びご了承下さい。