信和(3447)がIPO新規上場承認発表されました。
上場日は3月20日(火)で今のところは単独上場ですが、この日は大安
なのでまだ同日上場が出てきそうです。
上場市場は昨日の共和コーポレーション(6570)と同じくIPO市場では
不人気市場となる東証二部市場への上場でIPO主幹事も同じく野村證券
となっております。
信和(3447)のIPO情報
設立:2014年8月11日(実質的な設立は1979年8月)
業種:金属製品
事業の内容:主に仮設資材、物流機器を中心とした金属製品の製造販売
上場市場 | 東証二部 |
---|---|
コード | 3447 |
名称 | 信和 |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 11,995,800株 |
OA | 1,792,600株 |
主幹事証券 | 野村證券 |
引受幹事証券 | みずほ証券 大和証券 SMBC日興証券 東海東京証券 岡三証券 岩井コスモ証券 SBI証券 岡三オンライン証券(委託幹事) |
上場日 | 3/20 |
仮条件決定日 | 3/1 |
BB期間 | 3/2~3/8 |
公募価格決定日 | 3/9 |
申込期間 | 3/12~3/15 |
想定発行価格 | 1,380円(138,000円必要) |
信和(3447)のIPO個人的主観及びIPO参加スタンス
信和(3447)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,380円としてOA含め
190.2億円と東証二部IPOとしては荷もたれ感を感じてしまうサイズです。
信和(3447)はこの信和株式会社及び連結子会社である信和サービス株式
会社の2社で構成されており、主に仮設資材、物流機器を中心とした金属
製品の製造・販売を行っている企業となります。
信和(3447)の主力製品(システム足場2種)
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。
仮設資材においては建設現場などで用いられる足場は低層~高層まで大き
く分けて3種類あるようで、そのうち信和(3447)は2種類を取り扱って
おり、中でも低層~中層用で使用されるシステム足場(くさび緊結式足場)
の方は2016年度の出荷金額ベースで市場シェア1位となっているようです。
信和(3447)は設立からおよそ40年の老舗企業の漢字社名の地味業種で、
上場市場はIPO的には不人気市場となる東証二部上場、公募株無しの売り
出し株のみで売り出し株は全株ベンチャーキャピタルが放出、公開規模は
IPO想定価格ベース(1,380円)で190.2億円と荷もたれ感のあるサイズ。
ベンチャーキャピタルが全株放出するため上場後の売り圧力とはなりませ
んが、さすがにIPO的には厳しい内容ではないでしょうか。
今回の信和(3447)の売り出し株は国内だけでなく、欧州及びアジアを
中心とする海外市場にも売り出されるようです。海外販売株数はまだ未定
(売出価格決定日に決定する予定)となっているため国内及び海外の配分
割合はわかりません。
現段階での管理人の個人的なこの信和(3447)のIPO参加スタンスは時期
尚早ではありますがスルーとさせて頂く予定で考えています。もちろん大手
初値予想会社の第一弾初値予想が強気な予想を出してくればIPO参加スタン
スの変更もあり得ますが、さすがにそれは無いかと思っています。
おそらく無難にD級評価を提示してくるのではないでしょうか。
それにしても3月IPOラッシュだというのにここ最近出てきたIPOはイマイチ
ぱっとしない銘柄が多いような気がしますが気のせいでしょうか。
なんとなく盛り上がりに欠けているような気がします。
<追記>
岡三オンライン証券よりこの信和(3447)のIPO裏幹事(委託幹事)になる
ことが正式に公式サイトで発表されました。
詳細や口座開設はコチラ ⇒ 岡三オンライン証券公式サイト
信和(3447)のIPO業績等
信和(3447)のIPO経営指標
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。
信和(3447)のIPO売上収益及び営業利益
※見にくい場合は上記画像クリックで拡大します。
話は全然違いますが、ANA(全日空)の共同企業体であるACDが発行する
ACDトークンが瞬殺で売り切れたようです。登録や購入申し込みは以下より
できますが、登録画面が表示されない場合はどうしようもありません。
管理人は売り切れ発表後に登録できましたが。
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ANA(全日空)の共同企業体ACDがICOの実施を発表(過去記事)