名南M&A(7076)のIPO(新規上場)第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,610円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようです。
名南M&A(7076)の上場日は12月2日(月)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気化しにくい地方証券取引所(名古屋証券取引所の新興市場となるセントレックス)市場への上場ですが、IPO主幹事はまだまだ口座数が少なく、比較的IPO当選報告の多い東海東京証券となっております。ちなみにこの名南M&A(7076)のIPO申し込み期間は11月14日(木)~11月20日(水)ですので申し込みを考えている方はお忘れなく。
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名南M&A(7076)のIPO(新規上場)初値予想
名南M&A(7076)のIPO(新規上場)初値予想
名南M&A(7076)のIPO想定価格は1,610円となっているため、現時点では公募価格と1.2倍~1.8倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めの初値予想となっておりますが、個人的な評価についてはやや弱めC級評価に設定させて頂いております。
この名南M&A(7076)のIPO仮条件は明日11月12日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
名南M&A(7076)の事業内容はM&Aの仲介・コンサルティングと業態としては一時期はかなり人気を集めていた業種でしたが、最近は一時のブームほどの人気度合いは無いように感じます。詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記の過去記事をご覧下さい。
名南M&A(7076)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。10月17日(木)にIPO新規上場承認発表されたトゥエンティーフォーセブン(7 …
上述の通り、事業内容的にM&A仲介業は人気のある業態なので初値はそれなりに期待ができそうですが、すでに一時期ほどの過熱感は無く、旬は過ぎてしまった感があります。ただそれ以上にやはり一番気掛かりとなるのは上場市場が初値買い資金の入りにくい地方証券取引所(名古屋証券取引所の新興市場となるセントレックス)への上場ということでしょうか。
しかも吸収金額がIPO想定価格(1,610円)ベースで8.1億円となると地方上場としてはそこそこ規模が大きく荷もたれ感を感じるサイズとなります。上場時はある程度の資金が入ると思われますが、上場後(初値形成後)は注目度も急激に低くなり、出来高が減少することも考えると長期保有狙いの投資家の積極的な参加は限定的で、初値自体も厳しい展開となるかもしれません。
名南M&A(7076)の株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株も無く、上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の大きな売り圧力はありませんが、それ以前にしっかりとした買いが入るかどうかが焦点となりそうです。前後に一定期間のIPO空白期間があることで注目度が高まり、予想以上に買いが入る可能性はあるかもしれませんが。
過去銘柄で比較しようと思ったのですが、名証セントレックスへの単独上場は2017年12月にアトリエはるか(6559)が上場予定でしたが、IPO抽選結果発表後に上場中止を発表。それ以前までさかのぼると2015年12月のアートグリーン(3419)とおよそ4年ほど前となります。
ちなみにこのアートグリーン(3419)は種苗の輸入販売並びに生花の生産及び卸売と地味で3社同日上場という悪条件の中の上場でしたが、公募価格420円に対して付いた初値は614円と大健闘しました。ただし公開規模は1億円にも満たない超小型案件でした。さすがに4年前にもなると比較するには情報が古過ぎますね^^;
いずれにしてもやはり名証セントレックスで公開規模8.1億円は荷もたれ感を強く感じるため、いくら割安感があったとしても、IPO地合いが悪くなれば公募割れの可能性もあるのではないかと個人的には考えています。
よって管理人の個人的なこの名南M&A(7076)のIPO参加スタンスは積極的参加とはなれないため、主幹事の東海東京証券とIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券、そしてIPO申し込み時の前受け金が不要の岡三オンライン証券からのみの参加とさせて頂きます。これでは十分積極的なのかもしれませんね^^;
名南M&A(7076)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこの名南M&A(7076)のIPO株(公募株及び売り出し株)4,400枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
東海東京証券(主幹事) | 3,960枚 | 90.0% |
みずほ証券 | 132枚 | 3.0% |
SBI証券 | 132枚 | 3.0% |
岡三証券 | 132枚 | 3.0% |
エース証券 | 44枚 | 1.0% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
松井証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が660枚あります。
IPO株数的にIPO株を本気で狙いに行くのであれば、やはりダントツで配分数が多いIPO主幹事である東海東京証券は外せませんね。
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ちなみに今日はIPO新規上場承認発表がありませんでした。先週のように追い込まれないようにと万全の体制で待ち構えていたのですが、おもいっきり肩透かしをくらってしまいました。12月は20社程度のIPOがあるとのウワサなので明日以降に期待ですね^^
<追記>
名南M&A(7076)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,610円
IPO仮条件:1,720円~2,000円
IPO想定価格が最下限以下の窓開けとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。地方上場にしてはかなりの強気設定にビックリです。さすがにここまで上ブレされると全力申し込みでも良いかと思ってしまいます。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は8.7億円~10.1億円となりました。
<追記>
名南M&A(7076)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,600円~3,000円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。さらに強気になったようです。個人的な評価についてもB級評価に格上げさせて頂きます。参加スタンスはほぼ全力に変更致します。
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