IPO裏幹事委託幹事)と言えばやはり岡三オンライン証券auカブコム証券の2社が代表格として思いつくのではないでしょうか。もちろん他にもIPO裏幹事委託幹事)はありますが、少なくともIPO裏幹事委託幹事)と言えば管理人は真っ先にこの2社が思い浮かびます。

岡三オンライン証券は岡三証券グループ傘下のインターネット専業証券会社、auカブコム証券は三菱UFJフィナンシャル・グループのインターネット専業証券会社とそれぞれ親会社がいるため目にする機会も多いかと思います。

今回はこの2社に的を絞ってこの2社がIPO裏幹事委託幹事)になった際にどれだけのIPO株配分数と抽選割合があるのかを日本証券業協会の「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」を基に2019年2月~7月IPO(新規上場)分を調べてみました。先に申し上げますがあまり期待せずに見られた方が良いと思います。

日本証券業協会

岡三オンライン証券(取り扱い社数:21社)

okasan-onlinecp2019.12.30

銘柄IPO株配分数抽選割合
リックソフト3枚33.3%
東海ソフト3枚33.3%
スマレジ5枚20.0%
ダイコー通産5枚20.0%
サーバーワークス3枚33.3%
共栄セキュリティーサービス4枚25.0%
ミンカブ・ジ・インフォノイド5枚20.0%
ギークス4枚25.0%
gooddaysホールディングス3枚33.3%
フレアス3枚33.3%
日本ホスピスホールディングス5枚20.0%
エードット3枚33.3%
Welby2枚50.0%
東名3枚33.3%
トビラシステムズ4枚25.0%
大英産業5枚20.0%
日本グランデ4枚25.0%
ピアズ5枚20.0%
インフォネット3枚33.3%
あさくま4枚25.0%
Link-U3枚33.3%

取り扱い社数は21社と多いですが、いやはやこのIPO株数を引き当てるとなると相当の引きの強さが無いと難しいですね。実際、管理人はお恥ずかしながらこの岡三オンライン証券で補欠当選は見聞きしたことはありますが、当選したという話を聞いたことがありません。ですので当選画像も見たことがありません。あれば教えてほしいぐらいです。

それでもいつかはと夢見て、前受け金も不要なので今もなお申し込み続けてますけどね。当落結果もメールで確認できるので楽チンです。もし前受け金必要などの改悪があれば申し込まないかもしれませんが^^;

auカブコム証券(取り扱い社数:13社)

kabu.comcp2019.10.31

銘柄IPO株配分数抽選割合
東海ソフト1枚100.0%
フロンティアインターナショナル2枚100.0%
日本国土開発926枚100.0%
サーバーワークス1枚100.0%
エヌ・シー・エヌ1枚100.0%
KHC6枚100.0%
ミンカブ・ジ・インフォノイド152枚100.0%
NATTY SWANKY1枚100.0%
ユーピーアール4枚100.0%
Sansan5枚100.0%
ヤシマキザイ2枚100.0%
あさくま54枚100.0%
ビーアンドピー2枚100.0%

こちらも厳しい数字となっていますが、さすがに三菱UFJモルガン・スタンレー証券が主幹事(上記赤文字の2社)のときはそれなりに引き受け株数があります。

日本国土開発(1887)の三菱UFJモルガン・スタンレー証券の引き受け株数は121,106枚あり、そのうちおよそ0.7%の926枚がこのauカブコム証券に回っています。

あさくま(7678)の三菱UFJモルガン・スタンレー証券の引き受け株数は5,332枚あり、そのうちおよそ1.0%の54枚がこのauカブコム証券に回っています。

ただよくわからないのがミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)です。主幹事はSBI証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券は平幹事でした。当然ながら引き受け株数は少なく329枚しか無かったわりにこのauカブコム証券にはおよそ46.2%の152枚回っています。謎です。

IPO裏幹事(委託幹事)に申し込む理由

上記を見ていると両社ともに到底当選が引けるとは思えないほど少ないIPO株数です。IPOブームとなっている昨今はさらに当選確率が低くなっているかと思います。それでも管理人がIPO裏幹事委託幹事)に申し込む理由はそれぞれauカブコム証券は実際に過去4回の当選経験があること。岡三オンライン証券は当選経験こそないものの前受け金不要で気軽に申し込めることという単純な理由です。

この天文学的な数字を見ると申し込む意欲が低下するかもしれませんが、これが実態であり現実となります。今後も引き受け株数が増えるとは思えません。ですが、いつも申し上げているように誰かには当たりますし、申し込まないと当たることも無いのがIPOです。これからも管理人はコツコツ申し込み続けます^^

okasan-onlinecp2019.12.30

kabu.comcp2019.10.31

ちなみに今年(2019年)2月からIPOの取り扱いがスタートしたDMM株(DMM.com証券)ですが、残念ながら2月~7月は引き受けがありませんでした。今後の引き受けに期待しましょう。一部のIPOブロガーさんの間でDMM株で当選したというウワサがあるようですが、2月~7月分での当選はあり得ませんので。

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