予定通り本日もIPO新規上場承認発表がありませんでした。ただ来週からはIPO新規上場承認発表ラッシュに入ることが予測されますので、ひとまず場繋ぎ的なIPO雑記記事にお付き合い頂けますと幸いです。

今現在発表されているIPO銘柄はプライム・ストラテジー(5250)のみということで記事もこの1社に偏り過ぎており、さすがにもうネタも尽きたかと思ったところ、このプライム・ストラテジー(5250)の上場市場が東証スタンダード市場だったことから、参考までに昨年(2022年)4月の市場再編以降の東証スタンダード市場へIPO(新規上場)した銘柄の初値騰落率を振り返ってみました。

ちなみに昨年(2022年)4月の市場再編以降の東証スタンダード市場へIPO(新規上場)した銘柄は全10社あります。それぞれの初値騰落率は以下の通りとなっており、ややネガティブな数字になってしまったかもしれませんが、今とは状況もまったく違うため参考程度で見て頂けると良いかと思います。

市場再編後の東証スタンダード市場上場銘柄の初値騰落率!プライム・ストラテジー(5250)は過去騰落率を超えるか!?

東証スタンダード市場上場銘柄の初値騰落率(2022年4月以降)

IPO銘柄公募価格初値価格騰落率
エフビー介護サービス1,400円1,561円11.5%
フルハシEPO1,140円1,733円52.0%
ヤマイチ・ユニハイムエステート950円878円-7.6%
ホームポジション450円465円3.3%
日本ビジネスシステムズ1,520円1,827円20.2%
FCE Holdings1,560円2,060円32.1%
コーチ・エィ1,840円2,500円35.9%
アソインターナショナル870円1,001円15.1%
ダイワ通信1,700円1,620円-4.7%
アルファパーチェス880円869円-1.3%

上記10社の平均騰落率は15.6%となっており、一番跳ねた銘柄でも上昇率は52.0%です。同時に調べておいた東証グロース市場に上場したIPO案件の平均騰落率と比べると悪い数字となります。

ちなみに市場再編以降の東証グロース市場へのIPO案件は60社と多かったことから、銘柄ごとの記載は控えさせて頂きますが、平均騰落率を計算すると68.4%となりました。最高上昇率は実に429.9%です。

東証グロース市場上場案件は全市場の中でも最も初値が騰がりやすいということを当然とは思っていながらも数字を見て改めて思い知らされました。逆に東証スタンダード上場案件の初値は東証グロース市場に比べると結構な感じで劣るということもわかってしまいました。

だからといって今回のプライム・ストラテジー(5250)の初値も弱くなると考えるのは時期尚早で、これだけの盛り上がりとIPO空白期間があれば当初の予想通り期待ができると思われ、東証スタンダード市場創設以来の最高上昇銘柄となりそうです。

プライム・ストラテジー(5250)IPOチャレンジポイントアンケート最終結果

そして本日(2月10日)11時まで実施させて頂いておりました、プライム・ストラテジー(5250)のIPOチャレンジポイントアンケートの最終結果が出ておりますので、下記に掲載させて頂いておきます。

プライム・ストラテジー(5250)IPOチャレンジポイントアンケート最終結果

プライム・ストラテジー(5250)IPOチャレンジポイントアンケート回答件数

最終的に997件の投票と130件のコメントを頂きました。ご協力下さいました読者様には本当に感謝しております。ありがとうございました。

結果、9番の「299ポイント以下」が数字上は一番多いですが、これは以前も申し上げました通りポイントがそこまで貯まっていないというご意見が多いため、それ以外のところで見るとやはり4番の「500~549ポイント」と5番の「450~499ポイント」が三桁と多くなっております。

このあたりが今回のプライム・ストラテジー(5250)のIPOチャレンジポイントボーダーとなりそうですね。すべては週明けにわかりますが、どこかしらドキドキ感が隠せません^^;

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