すでにご存じの方も多いと思いますが、高級スーパーマーケットで知られる成城石井IPO新規上場)すると先週(4月12日)日本経済新聞電子版より報道がありました。予定では2022年内に上場申請を行い2023年度のIPO新規上場)を目指すようです。

成城石井IPO(新規上場)観測

ローソンは完全子会社の高級スーパー、成城石井(横浜市)を2023年度までに東京証券取引所に新規上場する方針を固めた。上場時の時価総額は2000億円を上回る可能性もある。
成城石井を上場へ(日本経済新聞社)

成城石井は1927年の老舗高級スーパーで高級住宅街として有名な世田谷区成城にて食品店として創業されました。首都圏を中心に2021年12月現在で直営店170店舗、フランチャイズ店25店舗、飲食店6店舗の計201店舗まで多店舗展開しています。

成城石井IPO(新規上場)店舗数推移

2011年に成城石井の全株式を取得した三菱商事と三菱UFJフィナンシャル・グループのバイアウト投資会社である丸の内キャピタル株式会社が2014年に成城石井の全株式を売却する意向を表明し、ローソン三越伊勢丹イオンの3社が乗り出したものの、最終的にローソンが550億円で全株式を取得。

今回はそのローソンが保有株の50%以上を放出し、売却で得た資金を株主還元やコンビニエンスストア事業への投資にあてる予定としています。上場時の時価総額は2,000億円を上回る可能性があり、その場合は食品スーパー2位の規模となります。

もちろん毎度のことながらこういった報道があっても本体(ローソン)側は当社が発表したものではないと肯定しません。しかしながら報道があるということはその辺の三流ゴシップ誌でもない限り、それなりに根拠や裏付けがあるから報道されるわけなので、成城石井IPO新規上場)はほぼ観測通りと思って良いかと思います。

成城石井IPO(新規上場)否定ローソン

知名度もあり、すでに様々なメディアでも取り上げられていることから話題性もあって面白そうなIPO案件となりそうです。ただ一方では時価総額2,000億円ともなると大型案件で、売り出し株中心の募集となれば、セクターも小売業となることからお世辞にもIPO向け(人気化しやすい)とは言えません。

業態的に株主優待が発表される可能性はありそうですが、個人的に現時点では積極的に狙いに行くようなIPO銘柄ではないような気がしています。とは言え「お祭りIPO」となればIPO愛好家としては「踊らにゃ損」となるため、初値が少しでもプラスリターンになりそうな雰囲気を感じれば、結果的には複数株狙いで攻める形になるでしょうか。

まだ少し先の話なので考えるだけ無駄かもしれませんし、当然のことながらすべては地合い次第となるため、成城石井IPO新規上場)登場時にはIPO市場が好転していることを今は願うしかないですね。

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