技術承継機構(319A)のIPO新規上場初値が無事に付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。東証の新年第一号IPO案件ということで、注目度は高かったと思われ、事前予想よりもやや強めの着地となっています。

技術承継機構(319A)のIPO初値結果

公募価格2,000円
初値価格2,700円(10時06分)
初値売却益+70,000円
初値売買代金19.2億円
初値出来高713,100株
本日終値3,200円ストップ高

市場開場直前(8時59分)のこの技術承継機構(319A)のフル板の合致点は2,500円(初値売買代金:12.8億円)となっておりましたが、およそ200円ほど持ち上げられた2,700円(初値売買代金:19.2億円)での初値形成となりました。

公開価格の約1.35倍着地で、OA含めた初値売却率はおよそ42.6%、初値売りで+70,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。SBI証券のIPOチャレンジポイント使用でのIPO当選は300株配分だったようなので、利益は3倍の+210,000円となります。

初値形成時の売買代金は二桁億円(19.2億円)に乗っており、数字的には個人投資家の買いだけでなく、大口(機関投資家、海外投資家)の買いも入ったと考えられます。第一回目のIPO訂正目論見書では国内外の投資ファンドからおよそ10.4億円に相当する株式購入の関心表明(法的な拘束力は無し)がありましたが、その分の購入はあった可能性が高そうです。

ここ最近の初値限界地点は公開価格の1.3倍付近にありましたが、今回もほぼ初値限界点での着地となっております。好スタートではありましたが、やはり昔を知っているだけに新年第一号IPOの初値が1.3倍付近での着地というのはどこかしら物足りなさを感じてしまいます。

ただ、初値形成後の値動きは良く「安値=初値」となり、後場14時15分には初値+500円ストップ高を付け、その後は約定しつつも張り付いたままで大引けを迎える形となりました。新年第一号IPOとしては好調で今後のIPO市場にとっては良い流れになったかと思われます。

技術承継機構(319A)IPO5分足チャート(2025年2月5日)
技術承継機構(319A)IPO5分足チャート2025.2.5

終値は初値価格(2,700円)を500円上回る3,200円ストップ高)での取引終了となっており、本日1日の出来高は3,867,500株で、OA含めた公開株数(1,673,200株)の2.3回転程度と比較的多いものの、途中ストップ高となっているため、東証グロース市場の出来高ランキングは10位となっています。

技術承継機構(319A)のIPOセカンダリ

逃げ足の早いネット証券(SBI証券)主幹事案件で株価には割安感も無かったものの、東証としては新年第一号IPOとなることや余計な売り圧力も無かったことから、今年(2025年)の運気を占う意味も含め100株だけIPOセカンダリに参戦予定でしたが、10時前からの寄る寄るが激しく気配値が2,700円を超えたところでビビッて取消してしまいました。

技術承継機構(319A)IPOセカンダリ取消2025.2.5

寄り付き後2,800円で連続買い気配に入った瞬間、やってしまったと後悔。自身の握力的に大引けまで持っていることは無かったと思いますが、少なくとも購入していれば2~3万円ぐらいは抜けたのではないかと、タラレバを考えると悔しい思いです。今年(2025年)もチキンな一年となりそうです><

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