IPOが小休止状態となっているため、連日のように日経平均株価ネタとなってしまいますが、本日も日経平均株価は+1,207.51円36,232.51円)上昇し、いよいよ36,000円を回復しての取引終了と、ひとまず歴史的暴落前の水準(35,909.70円)まで戻りました。

個人的に今月(8月)に入ってからは珍しく株式市場と日々にらめっこしています。

理由は保有株(塩漬け株)を処分するための「戻り待ち」をしているのではなく、保有株(配当株)を増やすために「押し目待ち」をしています。が、これはおそらく叶わないでしょう。

と言うのも、昔から「押し目待ちに押し目なし」という有名な相場格言があります。押し目とは上昇局面にある株式など相場の一時的な下落のことを言い、この押し目を狙って待っていても上昇相場が続けば押し目はやって来ないということを表した相場格言です。

まさに今の相場を表しているかのようです。

史上最大の下落幅(-4,451.28円)となった8月5日(月)のブラックマンデーの翌日8月6日(火)は史上最大の上昇幅(+3,217.04円)となり、その翌日8月7日(水)以降も弱い日がありながらも堅調に推移し、相場は上昇し続け、本日で窓埋めも完了しています。

日経平均株価日足チャート2024.8.13

おそらく管理人のように押し目待ちをしている投資家も多いかと思いますが、残念ながら市場は押し目待ちをしている投資家にわざわざ安値で買わせてくれるチャンスを与えてはくれません。そういった投資家を置いてけぼりにして上昇していくというのが相場の定石と言われています。

7月末の日銀会合後の植田総裁の追加利上げ発言を受けてドルが売られ円が買われる状況となり、為替市場はもちろんのこと株式市場にも大きなダメージを与えましたが、急激に進行した円高と株安を受けて、8月7日(水)には内田副総裁が「金融市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と言及しています。

この内田副総裁の火消し発言により、日本の追加利上げは実質的に不可能と市場が判断したことで、為替市場は再び円安へと向かい、株式市場も落ち着きを取り戻しつつあります。とはいえ、今週は以下の通り注目度の高い経済指標が続々と発表されますので、引き続き注意は必要かもしれません。

8月13日(火)21時30分:米国生産者物価指数(PPI)
8月14日(水)21時30分:米国消費者物価指数(CPI)
8月15日(木)08時50分:日本実質GDP
8月15日(木)21時30分:米国小売売上高

某メディアによりますと史上最大の下落幅(-4,451.28円)となった8月5日(月)のブラックマンデーは円資金を借入れて様々な取引を行う円キャリートレード(円借り取引)の解消を巻き込んでの円高からの株安に繋がったとしており、当面の間は為替市場及び株式市場が8月5日(月)のブラックマンデーを下回る可能性は低いと見ているそうです。

来週以降になると決算発表も落ち着き、夏季休暇を満喫していた国内外のトレーダーも戻って来ることなども加味するとやはり「押し目待ちに押し目なし」ということになりそうな雰囲気を感じます。相場って色々な視点で物事を見ないといけないので本当に難しいですね。

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