日本エコシステム(9249)のIPO新規上場初値が無事に公募価格を上回る形での着地となりました。一部では公募割れも囁かれていただけに、IPO市場に冷や水を浴びせるような結果にならなくて良かったです。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。

それにしてもIPO地合いが悪い悪いと言われながらも、なんだかんだと9月以降は公募割れ銘柄が1社も出ていません。8月27日(金)に上場した最後の公募割れ案件ジェイフロンティア(2934)の壮絶公募割れ-630円)は何だったのか。と思ってしまいます。

日本エコシステム(9249)のIPO初値結果

公募価格2,120円
初値価格2,200円(9時06分)
初値売却益+8,000円
初値売買代金5.8億円
初値出来高266,000株
終値1,930円

寄り前気配は公募割れするかと思わせるような怪しい値動きでしたが、場が開ける直前には2,200円まで気配が上がっていたのでひと安心。最終的には対等価格が逃げる寄る寄る詐欺が発生することなく素直な着地となりましたが、東証二部及び名証二部という不人気市場の地味案件にしては十分健闘したと言えそうです。

初値買いに入った資金はわずか5.8億円と少なく、買いも少なかったものの売りも少なかったことから公募割れは回避できたという感じですね。

ただ下記チャートをご覧の通り初値天井となり、初値形成後は右肩下がりで公募価格はおろか幹事の引き受け価格(1,961円)をもあっさり下回り、本日のほぼ最安値となる1,930円での大引けとなりました。金曜日で手仕舞い売りがあったものの良い場面を一度も迎えることのない値動きとなり、IPO株取得者のみが利益の出るというあまりよろしくない値動きです。

日本エコシステム(9249)日中足・5分足チャート(2021年10月8日)
日本エコシステム(9249)IPO日中足・5分足チャート2021.10.8

チャート的にはIPOにありがちな形状なのでしょうけど、昨日(10月7日)上場の下記ワンキャリア(4377)の形状とよく似ていますね。上場市場などを含めて来週以降も値動きは鈍そうな雰囲気です。

ワンキャリア(4377)日中足・5分足チャート(2021年10月7日)
ワンキャリア(4377)IPO日中足・5分足チャート2021.10.7

個人的には元々からIPOセカンダリ参戦するつもりは無かったのでノートレです。セカンダリ逃げ足部門での優秀賞もありません^^;

そして本日もIPO新規上場承認発表はありませんでした。先日も記事で記載させて頂きましたが、12月のIPOは30社超えとのウワサもあるので、今はとにかくおとなしく控えていてほしいと願っています。

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