日本オーエー研究所(5241)と令和アカウンティング・ホールディングス(296A)のIPO(新規上場)初値が付きましたので簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。初値は両社とも好スタートとなっていますが、IPOセカンダリは明暗分かれる形となっています。
日本オーエー研究所(5241)のIPO初値結果
公募価格 | 550円 |
初値価格 | 600円(9時16分) |
初値売却益 | +5,000円 |
初値売買代金 | 0.22億円 |
初値出来高 | 36,700株 |
本日終値 | 700円(ストップ高) |
市場開場直前(8時59分)のこの日本オーエー研究所(5241)のフル板の合致点は610円(初値売買代金:0.18億円)となっていましたが、およそ10円ほど下げられた600円(初値売買代金:2.2億円)での初値形成となりました。
公開価格の約1.1倍着地で、OA含めた公開株数に対する初値売却率はおよそ17.7%、初値売りで+5,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
およそ1年半近くと長きに渡り続いていた地方市場上場案件の公募割れ記録が、極限まで吸収金額を絞ったこの日本オーエー研究所(5241)によって連敗記録ストップとなりました。そのストップついでに初値形成後はまさかのストップ高まで高騰しています。前場中にストップ高を付けて崩れはしたものの大引けに掛けてストップ高まで戻しています。
日本オーエー研究所(5241)IPO5分足チャート(2024年12月23日)
終値は初値価格(600円)を100円上回る700円での取引終了となっており、本日1日の出来高は218,500株で、OA含めた公開株数(207,000株)の1.0回転程度と、地方市場全体の出来高ランキングは3位と上位入賞となっています。ここ最近の地方市場上場案件としては大健闘ですね。
日本オーエー研究所(5241)のIPOセカンダリ
流動性の乏しい地方市場(名証ネクスト)上場案件となるため、IPOセカンダリ参戦はしておりません。まさかストップ高まで騰がるとは思ってもみませんでした。
令和アカウンティング・ホールディングス(296A)のIPO初値結果
公募価格 | 360円 |
初値価格 | 521円(10時22分) |
初値売却益 | +16,100円 |
初値売買代金 | 8.8億円 |
初値出来高 | 1,690,100株 |
本日終値 | 481円 |
市場開場直前(8時59分)のこの令和アカウンティング・ホールディングス(296A)のフル板の合致点は500円(初値売買代金:3.8億円)となっていましたが、およそ21円ほど吊り上げられた521円(初値売買代金:8.8億円)での初値形成となりました。
公開価格の約1.44倍着地で、OA含めた公開株数に対する初値売却率はおよそ48.9%、初値売りで+16,100円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
上記日本オーエー研究所(5241)とは打って変わって、初値形成後は冴えない値動きで、高値は初値形成後すぐに付けた525円(初値価格+4円)までしかなく、終始軟調な展開でほぼ初値天井。またしてもIPOセカンダリは盛り上がりませんでした。
令和アカウンティング・ホールディングス(296A)IPO5分足チャート(2024年12月23日)
終値は初値価格(521円)を40円下回る481円での取引終了となっており、本日1日の出来高は7,028,900株で、OA含めた公開株数(3,450,000株)の2.0回転程度と、東証グロース市場の出来高ランキングは6位でトップテン入りとなっています。
令和アカウンティング・ホールディングス(296A)のIPOセカンダリ
元々のIPO株数が多かったことや、まだ明日以降もIPOラッシュが続くため、IPOセカンダリ参戦はしておりません。
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