日本国土開発(1887)のIPO(新規上場)第一弾初値予想がIPO想定価
格ベース(500円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようです。
日本国土開発(1887)の上場日は3月5日(火)で単独上場、IPO主幹事
は三菱UFJモルガン・スタンレー証券となっております。
IPO申し込み期間は2月15日(金)~2月21日(木)です。
日本国土開発(1887)のIPO(新規上場)初値予想(暫定)
日本国土開発(1887)のIPO想定価格は500円となっているため、現時
点では公募価格の同値~1.4倍程度の初値形成になるのではないかと、
弱めの初値予想となっており、個人的な評価についても再上場案件とい
うことから低めD級評価に設定させて頂いております。
この日本国土開発(1887)のIPO仮条件は明後日2月13日(水)に決定
する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などにつ
いてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
日本国土開発(1887)の事業内容は土木・建築工事の施工管理及び建
築設計業務を中心とした総合建設業ということで建設業となり、IPO的
に人気化するセクターではありません。
事業詳細については上記過去記事をご覧下さい。
日本国土開発(1887)は設立からおよそ70年の老舗企業で企業として
の信頼感は高いものの業績はおおむね横ばいですでに成熟感を感じます。
日本国土開発(1887)の公開規模はIPO想定価格ベース(500円)で
77.3億円と上場市場が東証でまだ一部か二部か決定されていないため
規模感がつかみにくいですが、一部であればそれほど荷もたれ感を感
じるサイズではありませんが、二部となれば荷もたれ感を感じるサイ
ズとなり、上場市場によって規模感が大きく変わります。
ただ内容的には東証一部になりそうですが。
そして一番気になるIPO的には一般的に毛嫌いされやすい再上場案件
ということになりますが、ベンチャーキャピタルの保有株も無く、今
回は投資ファンドも絡んでいないため出口案件感はありません。
上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップも掛かっており、
大きな売り圧力も無いため、これまでの再上場案件ほど警戒する必要
は無いかもしれません。
東証一部決定であれば荷もたれ感はなく、堅調にスタートする可能性
も高そうですが、やはり不人気材料となる再上場案件ということには
変わりなく、投資家の記憶に再上場案件のイメージの悪さが根強く残
っていれば買いは限定的となり、公募割れスタートとなる可能性もも
ちろんあります。
そして推定となりますがこの日本国土開発(1887)のIPO引き受け幹
事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
---|---|---|
三菱UFJM・S証券(主幹事) | 121,106枚 | 90.0% |
みずほ証券 | 8,073枚 | 6.0% |
大和証券 | 2,691枚 | 2.0% |
極東証券 | 1,345枚 | 1.0% |
マネックス証券 | 1,345枚 | 1.0% |
auカブコム証券 | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA分が20,184枚あります。
とりあえず管理人の個人的なこの日本国土開発(1887)のIPO参加ス
タンスはやはり再上場案件ということや一単元500円という低位株と
いうことも含め、初値が公募価格を上回ってスタートしても利益は少
なめかとの判断から当初の予定通りスルーで行く予定です。
日本国土開発(1887)のIPO主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー
証券ということでIPO株数も公募株及び売り出し株合わせて134,560枚
と多く、比較的IPO当選は容易かと思いますが、この三菱UFJモルガン
・スタンレー証券は当選後のキャンセルペナルティがあるため注意が
必要です。安易な申し込みは避けた方が賢明かと思います。
<追記>
日本国土開発(1887)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:500円
IPO仮条件:490円~510円
IPO想定価格が中間値となるやや強気なIPO仮条件設定となりました。
<追記>
日本国土開発(1887)の第二弾初値予想が発表されたようです。
550円~620円
IPO仮条件はやや強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO
初値予想第一弾とほぼ同値の初値予想となっているようです。
個人的評価は変わらずD級評価のままで変更なしとさせて頂きます。
<追記>
未定だった東証の所属も東証一部にて決定しています。