日本調理機（2961）のIPO（新規上場）直前初値予想と気配運用！

日本調理機（2961）のIPO直前初値予想と気配運用が発表されたようです。先日（11月5日）上場のPhotosynth（4379）はそれほどネガティブな内容のIPO案件では無かったものの、公募割れスタートという残念な結果となってしまいました。本日も当記事執筆時はさらに下値を掘る展開となっています。

Photosynth（4379）は人気業態ではあったものの、公開規模（108.9億円）が大きかった割に海外人気が低かったことや赤字額が大き過ぎたことで機関投資家の積極買いが少なかったことなどが公募割れの要因になったようですが、どんな理由であれIPO株に対する積極的な初値買い意欲が低下しているということに他なりません。

明日上場のこの日本調理機（2961）はお世辞にも人気案件とは言えない上に、公開規模は7.8億円と小型サイズではあるものの、上場市場も積極的な買いが入りにくい東証二部市場ということから上値を目指す展開にはなりにくいかと予想されます。

とは言え、この規模でであればさすがに公募割れとなる可能性は低く、堅調なスタートになるでしょうか。逆に万が一この内容で公募割れとなれば、今後のIPOにとってはかなりのマイナス材料になってしまいかねません。

個人的にこの日本調理機（2961）のIPO株は手元に無いため静観のみとなりますが、今後のIPOのためにも好スタートとなることを願うばかりです。東証二部上場案件ということでIPOセカンダリ参戦をする予定はありません。