本日(8月2日)の日経平均株価は昨日(8月1日)の前日比-975.49円38,126.33円)に続き、前日比-2,216.63円35,909.70円)と大幅続落となりました。2日で-3,192.12円下落しています。

昨晩発表されたアメリカの失業保険申請件数が高水準に達し、ISM製造業景況指数が市場予想を大きく下回ったことなど、アメリカの経済指標の悪化を受けて景気後退を警戒した売りが加速し、アメリカの株式市場でダウ平均が494.82ドル安と大幅下落となりました。

加えて為替市場も引き続き円高方向に進んでいることが重しとなっていること、さらに今晩は月一度の一大イベント米雇用統計の発表を控え積極的な買いも入りずらい状況となっており、もはや値上がり銘柄を探す方が困難で実に99%近い銘柄が値下がりする形となりました。値上がりはわずか6銘柄のみです。

その他さまざまな要因もあると考えられますが、上記の通りアメリカの株安と為替市場の円高というダブルパンチが今日の日経平均株価下落の大きな要因ではないかと市場関係者の間では言われていました。

そして過去を振り返ると一日の下げ幅-2,216.63円は、1987年に起きた「ブラックマンデー」の-3,836.48円以来、史上2番目の下げとなります。今日の株式関連メディアの日経平均株価の暴落記事の見出しのほとんどが「史上2番目の下げ幅」というタイトルとなっていますね。

日経平均株価下落幅TOP102024.8.2

上記は過去の日経平均株価の下落幅ワースト10ですが、つい先日(7月25日)の-1,285.34円もTOP10入りとなっています。

もちろんここまで下げると自身の保有株(塩漬け株)も軽症では済みませんし、今年(2024年)スタートした新NISAのつみたて投資枠及び成長投資枠ともにボロボロ状態です。今日はもう見るのも怖くて現実逃避でもしておこうかと思いましたが、一応自身の状況把握とともに先ほど確認しておきました。

中にはマイナス額が三桁レベルと異様に大きいのがありましたが、これはもう完全に悪い見本で損切りを怠ったことによる含み損です。もう20年近くこの業界にいるにも関わらず、まだこのような失態を今も繰り返しています。

やはり投資は怖いですね。上がる時は数カ月から数年掛かるのに、下がる時は数日ですからね。あくまでも投資は自己責任ですが、損切りだけはしっかり行わないと管理人のように損失がどんどん膨らみますのでご注意下さい。

そして本日もIPO新規上場承認発表はありませんでしたが、この状況が続くようであれば現在発表されているIPO案件の上場延期などもあり得るかもしれませんね。三週間の間に相場が落ち着いてくれることを願うばかりです。

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