4月28日(木)日銀が金融政策決定会合で金融政策の現状維持を発表
してからドル円が111円台から106円台までおよそ5円ほど円高となり
株式市場もゴールデンウィーク前の手仕舞い売りということも手伝っ
てか-624.44円安の16,666.05円で引けました。
日経平均株価(4月28日)
さらに追い討ちをかけるかのように翌日4月29日(金)にはアメリカ
財務省が日本を為替政策の監視リストに初めて指定。
これにより日本の為替介入が実質困難な状況となってしまいました。
最終的に週末の為替は106円台前半。
日経平均先物は15,800円付近まで急落。
来週の日本の株式市場は2日(月)と6日(金)の2営業日しか稼動し
ませんが、恐怖の2営業日となりそうです。
そして6日(金)には大型経済指標であるアメリカ雇用統計の発表も
あり、この雇用統計の結果によっては9日(月)以降も波乱の株式市場
となるかもしれません。
私のように保有株をそれなりに持っている方は目が離せない、という
より失望感でいっぱいではないでしょうか><
一方で麻生財務相は30日深夜に恒例の投機的な動きには必要に応じて
対応すると、とりあえずの口先介入をし、アメリカに対しても強気な
姿勢を見せましたが、どこまで信じて良いことやら^^;
今年は株式市場が波乱の幕開けとなりましたが、まだまだ波瀾は続き
そうです。日銀が予想通り追加緩和をしていればこのような結果には
ならなかったようにも思いますが、とりあえず目先のことだけでなく
将来のことも考えての現状維持発表であったと願いたいところです。