楽天証券IPO新規上場)準備に入ったと、先日(5月24日)東証プライム市場上場の楽天グループ(4755)より公式発表がありました。楽天証券IPO新規上場)時期はまだ未定となっていますが、上場先は東証プライム市場を目指し、IPO新規上場)後も連結子会社を維持する方針としているため、形的には親子上場となります。

楽天証券がIPO(新規上場)準備開始

楽天グループは昨年(2021年)9月にも連結子会社となる楽天銀行(旧:イーバンク銀行)のIPO新規上場)準備に入ったと公式発表がありました。

ただこの楽天銀行(旧:イーバンク銀行)のIPO新規上場)準備発表時と同様に、楽天証券も上場の準備過程における検討の結果次第で、楽天グループの組織再編が必要になる場合はIPO新規上場)しないという結論に至る可能性もあるとのことなので、楽天グループお得意のM&Aという一手もあり得るかもしれません。

楽天証券は現ネット証券最大手のSBI証券に次ぐ証券会社と、ここ最近は証券口座数も伸ばし、2022年3月末現在でおよそ760万口座と、SBI証券の800万口座超えに王手を掛けるところまで急成長しています。

と言っても楽天証券の口座は楽天会員が70%以上を占めているため、楽天経済圏(楽天グループで統一するシステム)のチカラありきです。しかしそこもすでに様々な楽天グループ内のサービス改悪が続いているので、今後も順調に伸びるかどうかは微妙なところかもしれませんね。

楽天証券の前身は1999年3月設立のディーエルジェイディレクト・エスエフジー証券株式会社DLJディレクトSFG証券)で、2003年11月に楽天が買収し連結子会社化、その後2004年7月に楽天証券に商号変更し、2019年4月には楽天グループ再編で楽天証券の株式が楽天から楽天カードに継承され、現在は楽天カードの子会社という立ち位置となっています。

楽天銀行楽天証券は知名度が高いため、今回のようなIPO新規上場)観測があると、一時的には話題として盛り上がりますが、素直にIPO愛好家の「初値」という目線で見ると大型案件となってくるため、悪い意味で話は変わってくるかと思われます。

今年(2022年)3月IPO新規上場)予定だった住信SBIネット銀行(7163)でさえも環境悪化で上場中止(延期)となっているため、今回の楽天証券及び楽天銀行(旧:イーバンク銀行)がIPO新規上場)にたどり着くまでは様々な困難が立ちはだかりそうですね。とは言え、IPO市場を盛り上げるためにも今後の朗報に期待したいところです。

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