楽天銀行(5838)のIPO(新規上場)初値が本日(4月21日)無事に公募価格1,400円に対して付いた初値は1,856円と超大型IPOで1.3倍上回る好スタートとなりましたので、簡単ではありますが、ご紹介させて頂きたいと思います。
が、その前になんとビックリ4月26日(水)上場予定のA級IPO案件のスタジアム(9157)がここに来てまさかの上場中止(延期)を発表しました。
4月26日(水)上場予定のスタジアム(9157)が上場中止(延期)を発表しました。IPO市場は絶好調なので、これは結構な冷や水を浴びせられましたね。とはいえ、これでRidge-i(5572)は単独上場かつゴールデンウィーク前最終IPO案件となることからも、大きな追い風となりそうです。
今回この楽天銀行(5838)のIPO新規上場承認発表時にはプロも含め多くの方がネガティブ視しており、米銀破綻に端を発した世界的な金融システム不安による株安(特に銀行株安)からの仮条件引き下げで不人気(公募割れ濃厚)が確定したかのようにも感じました。
ところが上場が近くなるにつれて世界的な株安も落ち着きを見せ始め、何より先月3月29日(水)に上場した同業種の住信SBIネット銀行(7163)が金融システム不安で銀行株が向かい風を受ける中での上場も初値は公募割れを回避、それだけに留まらず、初値形成後も株価は右肩上がりを続けるという好調ぶりを見せてくれていました。
住信SBIネット銀行(7163)IPO日足チャート(2023年4月21日)
さらには直近IPOのispace(9348)が3日連続ストップ高を演出、昨日(4月20日)上場の地味案件で不安視されていた南海化学(4040)も初値堅調の上に初値形成後はストップ高というポジティブサプライズ。IPO地合いはまさに絶好調で、まるで楽天銀行(5838)上場に向けてのお膳立てがすべて整ったかのようでした。
そして最後はさすがプロの初値予想会社さん(よく当たる方)です。昨日(4月20日)は忖度無しでズバリ1,800円という直前予想。これには多くの方が期待されたことでしょう。まさにこの数字を目指したかのような展開となりました。本当にこの初値予想会社さん(よく当たる方)にはいつも驚かされますし、同時に感謝もしています。ありがとうございます。
楽天銀行(5838)のIPO(新規上場)初値結果
公募価格 | 1,400円 |
初値価格 | 1,856円(10時03分) |
初値売却益 | +45,600円 |
初値売買代金 | 308.3億円 |
初値出来高 | 16,615,900株 |
本日終値 | 1,930円 |
市場開場直前(8時59分)の楽天銀行(5838)のフル板の合致点は1,830円(初値売買代金:199.0億円)となっていたので、およそ26円ほど吊り上げられた1,856円(初値売買代金:308.3億円)での初値形成となりました。初値売りで+45,600円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
個人的にこの楽天銀行(5838)は700株のIPO当選分があったので、初値売りで一撃319,200円(手数料及び税金含まず)の利益となりました。全力申し込みしなかった後悔や補欠分の繰上が一つも無かった運気の無さなど残念感は多少ありますが、それでも一撃30万円超えの利益は想定以上の利益となったので素直に嬉しいです^^
Twitterだったと思いますが60,000株ほどIPO当選している方もお見掛けしました。もし初値で売却していれば一撃27,360,000円(手数料及び税金含まず)の利益。いやはやケタ違い過ぎて、ただただ驚くばかりです。財力はもちろんのことですが、果敢に攻められた度胸も圧巻です。そういう意味でIPO投資は本当に夢がありますね。
初値形成後も直後に付けた安値1,854円を最後に上昇し、終値は1,930円と初値価格(1,856円)を上回っての大引けとなりました。本日の出来高は54,230,000株と、大型案件となることから公開株数(63,969,800株)の1回転には届かなかったものの、東証プライム市場の出来高ランキングの中では最後の最後で三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)に抜かれてしまいましたが、それでも堂々の2位に入っています。
楽天銀行(5838)IPO5分足チャート(2023年4月21日)
上記チャートの通り大型案件ということで寄り付き時以降に大きな値動きは無かったものの終始高値圏で推移しています。IPO株取得組もIPOセカンダリ参戦組も利益の出る理想的なIPO案件となり、今後のIPO案件にもしっかりバトンを繋ぎました。ひとまずお祭りは終わりましたが、来週以降の値動きにも要注目ですね。
楽天銀行(5838)のIPOセカンダリ
色々調べているとこの楽天銀行(5838)は節目の2,000円ぐらいまでの余力はありそうだったたことや二匹目のドジョウ狙いで、IPOセカダンリ参戦致しました。
1,800円以下で寄れば1,000株で突撃する予定でしたが、1,800円を超えてしまったため500株でのチキン参戦となりました。平日なら継続保有もありかと思いましたが、週末リスクを考え14時30分過ぎに、ちょうど80円上回った1,936円で決済しており、40,000円(手数料及び税金含まず)の利益となりました。
ちなみに今回はお祭りIPOであったことや、時間的にも余裕があったので、IPOセカンダリの記事を書いていますが、ispace(9348)なども含め、これまでもちょこちょこIPOセカダンリ参戦はしています。勝敗は買ったり負けたりですが、今年(2023年)のトータルでは今のころプラスとなっています。
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